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鹿児島建設新聞社主催セミナーに講師登壇
建設業界における人材不足や働き方改革への対応が喫緊の課題となる中、
2026年2月18日、鹿児島建設新聞社様の主催により、
「酷暑期の夏季休工を前提とした取り組み」と題したセミナーが開催され、
当社代表・山本が講師として登壇いたしました。
今回のセミナーは、
実は鹿児島建設新聞社様に対して山本がご提案した一通のメールから始まった企画です。
近年の異常な酷暑は、
建設現場における安全性や施工品質に重大な影響を及ぼすだけでなく、
若年層にとって「建設業は厳しい職場環境である」という印象を強める要因ともなっています。
建設業の労働環境をネガティブに表現した「3K(きつい・汚い・危険)」は、
建設事業者の不断の努力によって、2000年代以降かなり払拭されてきました。
しかしながら、今般は酷暑など気候変動の影響によって、
改めてこの「3K」の印象が強くなってきている印象を感じます。
そこで、現状の建設業界の厳しい状況を打破することを目的に、
セミナーでは「夏季休工を実現し、建設業を就職人気業種にする」
という想いを全面に打ち出しました。
建設業の課題解決に向けて
建設業界は現在、人材不足の深刻化、
さらには気候変動への適応という大きな課題に直面しています。
残業時間の上限規制により労働時間が短縮される一方で、
若手人材の不足や技能者の高齢化はますます進行し、
従来の「長時間労働を前提とした経営」では持続的な成長が困難な状況となっています。
こうした状況の中で、若手優良人材はどのような企業を選ぶのか。
それは、「人材の価値を向上させる育成の仕組み」と
「向上した能力や成果を待遇に反映する評価の仕組み」を備えた企業です。
裏を返せば、人事評価制度や賃金制度といった仕組みが整備されていない企業には、
優秀な人材は集まらない時代に入っているとも言えます。
本セミナーでは、
7月・8月を計画的休工期間とする「夏季休工モデル」を前提に、
一年単位の変形労働時間制の活用、
人事評価制度および賃金制度の再設計、
さらにはISOに基づく気候変動リスクへの対応を統合的に組み込むことで、
安全・品質・環境・人事を一体化したマネジメント体制を構築し、
建設業を若年層にとって魅力ある就業先へと変えていく具体的な方法について解説いたしました。
当日は当社社員2名も聴講者として参加させていただきました。
講師としての登壇にとどまらず、
自社内においても制度設計に関する理解を深める貴重な機会となり、
今後のコンサルティングサービスの品質向上にもつながる有意義な時間となりました。
本セミナーの開催にあたり、多大なるご尽力を賜りました鹿児島建設新聞社様に、
心より御礼申し上げます。
また、ご多忙の中ご参加いただきました皆様にも、厚く御礼申し上げます。