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2024年11月5日 令和6年度 中部内装工事業研修交流会のご報告とお礼

2024年11月5日 令和6年度 中部内装工事業研修交流会のご報告とお礼

2024年11月5日 令和6年度 中部内装工事業研修交流会のご報告とお礼

2024年11月5日、
(一社)全国建設室内工事業協会中部支部様、
中部建設インテリア事業共同組合様、
中部野原装栄会様、
中部タイガー耐火遮音構造施工研究会様
の4団体主催による研修交流会にて、講師として登壇させていただきました。
当日は、忙しい業務の合間を縫って100名を超える方にご参加いただき、
心からの感謝を申し上げます。
皆様の熱心な姿勢に支えられ、充実した時間を過ごすことができました。
このような素晴らしい機会をいただき、心より感謝申し上げます。

講演テーマについて

今回の講演では、
「建設業界における誤解の多い2024年問題」をテーマに、
建設業界における喫緊の課題である
人手不足対策、人材育成・確保、についてお話ししました。
建設業界の「2024年問題」が
実は「リスク」ではなく「チャンス」となり得ること、
新たな働き方の可能性や、魅力的な労働環境を整えることで
人材の確保が図れることを丁寧に伝えました。
特に人材確保のための実践的な方法をお伝えするパートでは、
皆様の熱意が伝わってきました。

今後の発注見通しについて

講演の冒頭では、いくつかのデータをもとに
今後の発注見通しについて解説しました。
災害対策やインフラの老朽化対応として、
政府は今後5年間で約15兆円を防災と
国土の強靭化に投資予定であることから、
特に災害対策が必要な地域では
建設工事のニーズが高まると予想されています。
また、観光業の回復とともに、
商業や宿泊施設に対する内装工事施設のニーズが増加していることは、
建設業界における新たなビジネスチャンスであることをお伝えしました。
内装工事業者にとって追い風となる状況に乗って、
事業を拡大するためには人手の確保が最重要テーマであることをお伝えし、
第2部の山本講師にバトンタッチしました。

人材育成と定着を実現するための人事評価制度

講演の後半では、
参加者の皆様と一緒に人事評価制度について考えるワークを行いました。
短い時間ですが、
建設業においても評価制度の透明性が非常に重要であること、
そして公正な評価が人材のモチベーション向上と
長期的な定着に向けて具体例を考えてお話しました。
ワークを通して、参加者の皆様には、
自社における評価基準の再検討や、
長期的な人材育成の方向性を検討するきっかけとなるのではないかと思います。

交流会での貴重な意見交換

研修会終了後には、懇親会にも参加させていただきました。
ある参加者との会話では、
「評価制度を導入したものの、まだ改善の点があると感じている」というお声や、
「中間管理職の育成に特に課題を感じている」
といった具体的な悩みが話題に上りました。
皆様の生の声に触れることで、
私たちも業界全体の課題をより深く理解することができました。

終わりに

研修会を通して、参加者の皆様と建設業界が解決する課題や、
その解決に向けた手法を共有することができた事は、
大変貴重な経験となりました。
建設業界の現状は、
優良企業が「勝ち残る」ための
まさに試練の時であると同時に、
企業の挑戦次第で、
働き方改革や人材育成を進めていく絶好の機会でもあります。
今後も人事制度に関する最新かつ有益な情報を発信してまいりますので、
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

最後に、今回の研修会を主催していただきました4団体の皆様、
そしてご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

20241105会場

執筆者 雨谷文代

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