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建設キャリアアップシステム:CCUSと理想的な人事評価制度を使い倒す

建設業で人事評価制度と建設キャリアアップシステムを徹底活用

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、「要求力量のハードル」を示したツールです。さらに人材育成を実現できる「理想的な人事評価制度」と併用することにより効果が倍増されます。

建設業のみなさんは、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用していますか?

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、建設業で働く技能者のレベル1からレベル4の四段階に分け、技能の向上を図り、力量を測る制度です。

私自身、建設業とのかかわりが非常に深く、本社が愛知県建設業会館に所在し、顧客の70%が建設業者さん、行政書士でもあり、経審・建設業関連許可に32年携わっている関係上、つい、興味が向いてしまう業種です。
そうそう、2023年3月には、「CCUS(建設キャリアアップシステム)/CPDの活用で建設業の人材不足解消と育成はできる!」という書籍を中央経済社から商業出版させていただきました。

そこで、建設キャリアアップシステム(CCUS)と人事評価制度の併用・連携についてです。

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、議場者の力量向上のために有益な仕組みではありますが、最高評価である「レベル4」に到達するためにどのようにするのかの仕組みではありません。ただ、次のような能力・力量が求められてはいません。
・品質管理能力
・現場統率能力
・安全な作業現場の実現
・実行予算管理能力
・発注者対応力

これは、建設キャリアアップシステム(CCUS)の欠陥ではなく、仕組み上、仕方のないことであり、この至らない点を保管するのが、「理想的な人事評価制度」といえましょう。

建設業者さんが「建設キャリアアップシステム(CCUS)」「理想的な人事評価制度」を併用して運用することにより、
1+1=2  ではなく、
1+1=3  にすることが出来るのです。
まさに相乗効果になります。

人事評価制度導入済みの多くの企業は、既に組織内で運用している他の仕組みとの整合性がなく、
1+1=1.5  になっている事例によく遭遇します。
まさに「人事評価制度」と他の仕組みが、足の引っ張り合いをしてしまい、マイナスの効果になってしまっている悪い例と言えましょう。

例えば、「人事評価表」の「評価項目」として、「残業依頼を断らない」と設定しているにもかかわらず、「就業規則」には、残業禁止規定が。
もちろん、注釈等をつけて「人事評価表」と「就業規則」に齟齬を持たせないことも可能なのですが、それが出来ていない・・・。

この辺のことは、「就業規則」のことを理解していない、人事評価制度コンサルや人事評価制度策定担当者が人事評価制度を策定した結果でしょう。

さて、建設業者さんにおいて、建設キャリアアップシステム(CCUS)と人事評価制度は、相乗効果で「1+1=3」にできるしくみの好例と言えます。

建設業者さんは、いずれ建設キャリアアップシステム(CCUS)に取り組むことになります。

現状は、建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録対象は、建設技能者が対象ですが、いずれは、建設技術者も対象になることが予測されます(本当に!)。
建設技術者
要は建設業者さんにとって建設キャリアアップシステム(CCUS)は導入すべき必須の仕組みとなります。

であれば、建設キャリアアップシステム(CCUS)と相性の良い「理想的な人事評価制度」を一緒に策定・導入し、相乗効果で組織を繁栄させませんか?
また、商業出版した拙著のタイトルにもあるように、建設キャリアアップシステム(CCUS)で人手不足対策が可能なのです。ただ、そのためには、「理想的な人事評価制度」を導入する必要があるでしょう。
一般的な人事評価制度である、評価基準が曖昧であったり、無かったりする仕組みではダメですが。

では、「理想的な人事評価制度」をどのように建設キャリアアップシステム(CCUS)に補完していくのかにも触れておきましょう。

前述したような
・身につけるべき能力
・出すべき成果
など、建設キャリアアップシステム(CCUS)のレベルには規定されていない内容を「理想的な人事評価制度」や「職能資格等級制度」に規定していくのです。

例えば、「人事評価表」に設定する場合、前述の
・実行予算管理能力
に対して、次の「評価項目」と「評価基準」を設定するのです。
・評価項目:実行予算と実績の差異
・評価基準:5点(良い)=誤差2%以内、3点(普通)=誤差2%超5%以内、1点(悪い)=誤差5%超

いかがでしょうか。
非常に明確ですよね。
建設業の「人事評価表」として、とても運用しやすいと思います。
人事評価
このように明確な評価項目と評価基準が設定できる人事評価制度が、「理想的な人事評価制度」なのです。
間違っても
・評価項目:実行予算管理が適切にできる
・評価基準:4点=よくできている、3点=できている、2点=できていない、1点=まったくできていない
では、ダメなのです。
このような評価項目や評価基準は、一般的な人事評価制度ではよくあることですね。

「理想的な人事評価制度」の「評価項目」「評価基準」と建設キャリアアップシステム(CCUS)を連動させ運用していくことが、建設業における人材育成に繋がり、人手不足対策にもなるのです。

ぜひ、あなたの会社でも建設キャリアアップシステム(CCUS)と「理想的な人事評価制度」の連動を実現しませんか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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執筆者 山本昌幸プロフィール:
人事制度(人事評価制度、賃金制度)指導歴28年超の専門家、特定社会保険労務士。
商業出版書籍に「CCUS(建設キャリアアップシステム)/CPDの活用で建設業の人材不足解消と育成はできる!」(中央経済社)、「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本 (忙しい社長のためのビジネス絵本) 」(同友館)、「今日作って明日から使う中小企業のためのカンタンすぎる人事評価制度」(中央経済社)等がある。
20年以上前から愛知建設業会館(愛知県建設業協会)7階に本社事務所を構え、中小建設業への指導多数。

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