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前回は、人事評価制度(人事考課)を活用して「将来、輝く原石」を見つけ出すことについて説明しました。
当文章は、いつも社長目線で書いています。
当文章に限らず、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」も完全にオーナー社長向けに講義していますのでそれ故に基本的に社長以外のご出席をお断りしているのです。
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」で社長以外の方が私の講義を聴かれた場合、余りにも経営者目線の内容なので胸糞が悪くなる可能性があるので、セミナー冒頭に注意事項としてお知らせしている次第です。(社長以外の出席者も一割ほど参加されますので)
しかし、今回は経営者目線ではなく、従業員目線・社員目線で書いてみます。
非常に珍しいケースですので戸惑わないでくださいね。
で、今回のテーマです。
「従業員であるあなたが社長から高評価をもらえる人事評価制度」についてです。
どうせ、人事評価で高評価を獲得するのであれば、社長からも認めて貰いたいですし、褒めて欲しいですよね!
従業員であれば、社長から認めて・褒めてもらうことを嫌がる人材は殆どゼロなのだと思います。
では、どうすれば、社長から褒めてもらえるのか?
そのための人事評価制度とはどのようなモノなのか?
それは、ずばり、「カンタンすぎる人事評価制度」なのです。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長が策定するのですから、評価項目も評価基準も社長が決めたのです。
中には、細かい評価項目や評価基準を業務内容を理解している部署長が決定する場合もありますが、それは、社長立会いの下で部署長が決定したのですから社長は、決定に至るプロセスを一部始終確認していることから社長が決定したことと同じなのです。
ですから、「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長が創った人事評価制度(人事考課)と言えるのです。
だからこそ「カンタンすぎる人事評価制度」の評価で高評価を獲得するということは社長の想いを実現するということであり社長にとっては非常に嬉しいことなのです。
あなたもご自分のお子さんや大切な人に「こうなってほしいなぁ」と思ってその通りのことになると嬉しいですよね。
それと同じことなのです。
会社を一つの「家」とした場合、社員を「家族」、社長が「父親・母親」となりますから、家族であるなたは父親・母親である社長を喜ばせてあげてください。
ですから「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長を喜ばせてあげることのできるツールなのです。
社員であるあなたにとって、社長を喜ばせられる機会はなかなか少ないとは思いますが、その少ないチャンスをぜひ活かしていただきたい。
社員であるあなたは、会社が「カンタンすぎる人事評価制度」を導入する前までナニをしたら良い評価がもらえるのか?
ナニができるようになれば出世できるのか?
どのような成果を出せばお給料が上がるのか?
など、不明確というか、ブラックボックスの中にあり理解できなかったでしょう。
でも「カンタンすぎる人事評価制度」を導入したことによりこれらが明確になるのです。
ただ、良いことばかりではありません。
社員にとっては、会社側が予め、あなたに求めるハードルを設定し、あなたに伝えられますのでそのハードルを越えなくてはなりません。
今迄みたいに、「言ってくれればよかったのに」などという言い訳が一切通用しなくなるのです。
会社側もあなたに対してコミットメントして、あなたも会社側に対してコミットメントするのです。
ここでは、コミットメントを「約束」よりも強い意味の「誓い」と理解してください。
会社はあなたに誓う。
あなたは会社に誓う。
非常に公平ではありませんか!
いままで、なにも人事評価制度が無かったときやあったとしても、一般的な人事評価制度の場合は、或る意味、「逃げ」も可能でしたが、労使ともに誓う制度である「カンタンすぎる人事評価制度」ではお互いが逃げられないのです。
だから、会社の業績が良くなるのです。
そして、あなたの待遇も良くなるのです。
従業員にとって、会社側から
「ここまでの能力・技量・力量を身につけてください」
「○○の成果を出してください」
などと、具体的に要求されたことのない人材が殆どだと思いますので(営業担当者を除き)会社側から提示されると、戸惑うことがあるかもしれませんがこれは、却って有難いことなのです。
ダメな人材からすると
会社側からの具体的な要求はノルマの設定ですか?
などという的外れというか、バカげた意見を言われる場合がありますが、会社側からの具体的なハードル設定はノルマの設定ではなく「解放」なのです。
なぜなら、そのハードルを越えていくことによりその人材の価値は高まっていき、その結果、良いことが目白押しなのです。
これを「解放」というのです。
いかがでしょうか?
あなたの会社でも社長がたった一日で創る「カンタンすぎる人事評価制度」を活用してみませんか?
これは、従業員側から視て非常にありがたい制度なのです。