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なぜ、中小企業では人事評価制度が運用できないのか?

中小企業でも運用できる人事評価制度について考えてみる

中小企業にとっての人事評価制度の悩みは、
「策定できない」ことではなく
なんといっても
「運用できない」ことです。

では、「策定はできるのでしょうか?」と突っ込まれそうですが、
もちろん、中小企業自らが
人事評価制度を策定しようとしても自社だけでは
策定できない場合が殆どでしょう。
悩む経営者
ただ、中小企業の社長にとって
「そうだ!当社でも人事評価制度を作ろう!」と思い立ち、
一般的な人事評価制度を
非常に大変な思いをしながらなんとか策定することは可能なのです。

その理由とし、
人事評価制度コンサルタントに膨大なコンサルティング料金を
支払っているので、
途中で策定を取りやめるという選択肢はあり得ないのです。

因みに「カンタンすぎる人事評価制度」でしたら、
一般的な人事評価制度の策定と比較して
コンサルティング料金は非常に低額ですが・・・。

まぁとにかく、大変であったとしても
なんとかかんとか、一般的な人事評価制度の完成には漕ぎつけます。
喜ぶ
問題は、そのあと。

せっかく、膨大なコンサルティング料金を支払い、
自社人材の膨大な時間を費やし、
非常に面倒くさい思いをしたにもかかわらず、
その完成した一般的な人事評価制度が運用できないのです。

いや、
「運用できない」ではなく、
「運用しようとしない」のです。

なぜ、あれほど苦労して策定した
人事評価制度を「運用しようとしない」のでしょうか。
考える
一つは、
あまりにも人事評価制度の策定が大変であったため
完成したことで満足してしまったのです。

これも大きな運用できない原因ですが、
この原因よりも大きな原因があります。

その、人事評価制度を運用できない原因とは、
策定した人事評価制度があまりにも複雑すぎるので
どのように運用していいのかわからないのです。

そもそも運用の方法を理解していなければ
運用したくでもできないですよね。

一般的な人事評価制度は、
非常に複雑にしているので、
理解することが難しいのです。
落ち込む
そして、さらにもう一つの大きな原因。

非常に複雑であるが故に
あえて運用したくないのです。

運用すると大変なことになるので運用したくないのです。

もしろん、社内で人事評価制度の策定にかかわってきた
プロジェクトメンバーであれば、
自分自身も人事評価制度を策定した一員ですから
完成した人事評価制度に対して愛着があるでしょう。

しかし、その「愛着」よりも、
その人事評価制度を策定してきたメンバーだからこそ
その完成した人事評価制度の欠陥である
非常に複雑であることを十分に理解してしまっているのです。

だからこそ、
「こんな複雑な人事評価制度を運用したら大変なことになるぞ」と
思ってしまい、
できれば、運用したくないバイアスがかかってしまうのです。
落ち込む
では、どうするのか?

どうすれば、人事評価制度を運用できるのでしょうか?

それは、
人事評価制度を思いっきりシンプルにする
です。

そもそも、運用自体が面倒くさくなければ、
運用しよう!と思えるのです。
運用しない理由もなくなるのです。

だからこそ、
人事評価制度は、思いっきりシンプルにすべきなのです。
そう!単純に。
ビシ
では、そのようなシンプルな人事評価制度はあるのか?

もちろんあります。

それは、
「カンタンすぎる人事評価制度」
です。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、
小学生でも評価できるほど
「評価基準」が明確で、
「評価項目」についても、
なぜ、この評価項目が必要なのか? の根拠が明確です。

だから、運用しやすいのです。

ただ、ただ・・・。

「カンタンすぎる人事評価制度」であっても
運用できない組織はあるのです。

これだけ、シンプルで成果が明確な人事評価制度であっても
日常業務とは別の行動は、
ヒトは、本来、なかなか手を付けず後回しにして、
その結果、放置してしまうのです。

「放置する」とは、
カンタンすぎる人事評価制度であっても運用できないということになります。

セミナーや勉強会で、
「カンタンすぎる人事評価制度が運用できないのであれば
どの人事評価制度であっても運用できません」
と、説いていますが、
やはり、運用できない会社が一定数存在します。

これほど、シンプルで効果が見込めると理解できる
人事評価制度であったとしても
運用できない会社があるのです。

では、どうしたらよいのでしょうか?

現時点で
私が提示できる回答は二つです。

その二つとは・・・?

その1:
カンタンすぎる人事評価制度を
更にシンプルな人事評価制度にする。

その2:
人事評価制度の運用を日常業務に組み込む

この二つの方法で、
今まで人事評価制度が自社で運用できなかったことが改善されるでしょう。

では、どのように
ただでさえシンプルな
人事評価制度であるカンタンすぎる人事評価制度をシンプルにするのか?

また、人事評価制度を日常業務に組み込むとはどのようなことなのか?

これらについては、
次回のブログで説明していきますので
楽しみにしておいてください。

仮にあなたの会社が、
「当社は、既に人事評価制度の運用が出来ています」というのであれば、
「このような方法もあるのか」と
自社の人事評価制度の改善に使えないか考えてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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執筆者 山本昌幸プロフィール:
人事制度(人事評価制度、賃金制度)指導歴30年超の専門家、特定社会保険労務士。「人事制度(人事評価制度・賃金制度)セミナー・勉強会」の講師を300回以上務め、社長・経営層の延べ受講生2000名以上。
自らの約10名の従業員を雇用する組織の経営者。
商業出版書籍 
「人が育つ賃金制度の設計書」(中央経済社)
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「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本 (忙しい社長のためのビジネス絵本) 」(同友館)
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「従業員のための人事評価・社長のための人材育成」(同友館)
「人手不足脱却のための組織改革」(経営書院)
「『プロセスリストラ』を活用した真の残業削減・生産性向上・人材育成実践の手法」(日本法令)等
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