ブログ
BLOG
AI/ITに仕事を奪われる哀れな人々とはどのような人なのか?
AI/ITに仕事を奪われる職種について
議論し始めてからだいぶ時間が経ちました。
特に最近の生成AIの進歩により仕事を奪われる人とは
どの様な人なのかも明確になってきました。
前回、すでに説明したように
生成AIを活用できていない人が
生成AIを活用できている人から仕事を奪われるのです。
だからこそ、前回説明したように
生成AIを活用する必要があり、
この「生成AIを活用する」とは、
単に調べものをすることではないことをお伝えしました。
今回は、もう少し踏み込んで、
生成AIに仕事を奪われる哀れな人について考えてみましょう。
「生成AIに仕事を奪われる哀れな人」とは、
ゼロから仕組みやモノを作ることができない人です。
仮に「1」から「10」にできる人材が居たとしても
その人材は、生成AIに仕事を奪われる哀れな人材です。
なぜなら、「1」があれば、
生成AIが「10」までにしてくれるからです。
現状では、
「1」を「10」にできる人材は、
優秀な人材といえますが、
生成AIが登場した現在では、
「生成AIに仕事を奪われる哀れな人材」なのです。
0(ゼロ)でなく、1(イチ)があれば、
生成AIがいくらでも5でも8でも10にでもしてくれるのです。
言われたことだけを処理している人材は、
その処理結果が素晴らしく
処理スピードが速くても仕事を奪われていくでしょう。
なぜなら、
処理結果も処理スピードも生成AIに叶いませんので。
私たち士業も
(私も社会保険労務士・行政書士です)
法律に守られている業務をしている士業者は、
どんどん生成AIに仕事を奪われていきます。
具体的には、
行政書士法
税理士法
社会保険労務士法
司法書士法などの
法律において、
当該士業の独占業務を実施している士業者は、
ほぼ間違いなく必要とされなくなるのです。
対して、
0(ゼロ)から仕組みやモノを作り出せる人材や士業は、
生成AIに仕事を奪われないでしょう。
このことは、当たり前のことなのですが、
生成AIは、ゼロから創り出すことはできません。
生成AIは、すでにネット上にある情報をベースに
回答を導き出すので、ゼロから創り出すことはできないのです。
ただ、今後、生成AIが「自我」を持つことができれば、
ゼロから創り出すことは可能でしょうが、
人類は、そのようにさせてはいけませんし、させないでしょう。
では、
0(ゼロ)から仕組みやモノを作り出せる人材は、
どの様に育成すればよいのでしょうか?
正直、かなりハードルが高いように思えます。
今まで、言われたことをやるように躾されてきた人材に
0(ゼロ)から創り出せといきなり指示したところで
創り出せないでしょう。
また、この、
このいわゆる「ゼロイチ人材(0→1人材)」は、
先天的なことが多いように思えます。
先天的にゼロから創り出す能力というか、
姿勢が身に付いているのです。
もちろん、物心ついたころからの教育により
常に他人と違う見方を身に付けてきた場合は別ですか。
以上のことからも
「ゼロイチ人材(0→1人材)」の育成は難しいのですが
方法がないわけではありません。
それは、人事評価制度です。
人事評価制度で、「ゼロイチ人材(0→1人材)」の育成は可能です。
ただ、ここでも一つ条件が。
その条件とは、
「素直であること」
「ゼロベースでものごとを考えられること」
です。
それが出来ずに、言い訳ばかりしている人材は、
永遠に「ゼロイチ人材(0→1人材)」にはなれないでしょう。
そのような人材は、どうすればいいのか?
一定以上の年齢であれば、引退することも選択肢です。
ただ、我が国日本は、
国民を75歳まで働かせたいように思えますので、
「ゼロイチ人材(0→1人材)」になれないのであれば、
身体を動かす職業に就くことです。
身体を動かす職業の多くは、
生成AIに仕事を奪われる可能性は低いですし、
AI/ITに仕事を奪われる可能性も
ホワイトカラーの仕事よりは低いでしょう。
ただ、様々な技術が日進月歩ですから
ドライバー職を例に取ると
「安泰」とは言えず、
いずれ、自動運転技術が進歩した結果、
仕事を奪われる可能性もあるでしょう。
このような身体を動かす仕事であっても
選択を間違えると
淘汰される側になることもあり得ますので、
ここでも「創造力」が必要でしょう。
要は、「ゼロイチ人材(0→1人材)」云々ではなく、
創造力が欠けている人材にとって、
今後は、厳しい世の中・社会が待ち構えているということです。
ホワイトカラーであれ、ブルーカラーであれ、
創造力が欠落していると
自らの仕事が奪われる可能性が高いことをよくよく認識してください。
生成AIやAI/ITに奪われる仕事(職業)があるのではなく、
その業界全体・その仕事に就いている人の
創造力次第でどうにでもなるのでは?と、思えます。
これも「ゼロイチ人材(0→1人材)」の考え方でしょうか、
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日作って明日から使用する人事評価制度・賃金制度の勉強会はコチラ
執筆者 山本昌幸プロフィール:
人事制度(人事評価制度、賃金制度)指導歴28年超の専門家、特定社会保険労務士。「人事制度(人事評価制度・賃金制度)セミナー・勉強会」の講師を190回以上務め、社長・経営層の延べ受講生1900名以上。
自らの約10名の従業員を雇用する組織の経営者。
商業出版書籍
「建設業の人手不足に効く!人事評価制度・賃金制度・公共工事受注マニュアル」(同友館)
「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本 (忙しい社長のためのビジネス絵本) 」(同友館)
「今日作って明日から使う中小企業のためのカンタンすぎる人事評価制度」(中央経済社)
「従業員のための人事評価・社長のための人材育成」(同友館)
「人手不足脱却のための組織改革」(経営書院)
「『プロセスリストラ』を活用した真の残業削減・生産性向上・人材育成実践の手法」(日本法令)等