カンタンすぎる人事評価制度　気ままブログ34回

「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」は、この大阪での開催で、2018年9月13日の東京開催以来33回目となります（2023年12月末時点では155回）。

いままで、二回と同一内容のセミナーは無かったことはお伝え済みですが、今回は、今月12日の名古屋でのセミナーと大幅に改善予定です。

配布するレジュメの内容もスクリーンに映すパワーポイントの内容も改善します。

では、本日のテーマです。

あなたは、年末年始の休暇はどのように過ごされますか？

今年から来年にかけての年末年始は、多くの企業が9連休のようですね。

今年の2019年は、非常に休みの多い年でした。

さて、この年末年始の九連休。
どのように過ごされますでしょうか？

私は、毎年、このようなまとまった休日の場合は、必ず、テーマを決めます。

一番、有効・有益な活用方法としては、書籍の執筆です。
9連休もあると一般的なビジネス書の文字数・版の大きさであれば、一日20ページは執筆できるので、9連休費やすと180ページほど執筆できる計算です。

この「一日20ページ」は、イラスト、図、表などを省いた純粋な文字だけの原稿ですから、9連休で180ページ分の文章を執筆して後からイラスト、図、表などを差し込むと200ページ超の書籍一冊の文章が書きあがるのです。

これは非常にありがたい。
このようなまとまった連休にぜひ、書籍の執筆を行うべきと思います。

ただ、今回は執筆すべき書籍がないので、どのように過ごすのか。
いや、やるべきことは山積です。

「カンタンすぎる人事評価制度」に関連する書籍が1月20日に商業出版されますのでそれに合わせた、様々な仕掛けを創りこまなくてはなりません。

また、出版社主催の出版記念セミナーが全国で4カ所開催、出版後の全国横断セミナーの開催、カンタンすぎる人事評価制度のグループコンサルティングの開催など、イベントが目白押しです。

その合間を縫って、カンタンすぎる人事評価制度の内容の充実・改善、カンタンすぎる人材育成制度の充実・改善、内的報酬マネジメントの充実・改善　等のやるべきことが山積で、とても9連休ゆっくりとしていられない、とても幸せな状況なのです。

ホントにありがたいことです。

ただ、この9連休。
事前に詳細な計画を立てておかないと結局、惰眠して終わりになってしまうので注意が必要です。

このようなときこそ、自分で開発した人事制度・人事評価制度（人事考課）のブラッシュアップをしなくてはならないのです。

9連休をムダに過ごさないためにも詳細な計画を立案します。

製造業に於いての格言で「段取り八部」というのがあり、段取りとは、計画・準備のことであり計画・準備を万全にしておけば、80％成功したようなものなのです。

人事評価制度もＰＤＣＡに例えると同様のことが言えます。

人事評価制度を策定するということは、「人事評価をこのようにしていきましょう」という
計画（Ｐ：ＰＬＡＮ）ということになります。

ですから、策定した人事評価制度自体で人事評価制度の運用・成果の80％が決まってしまうのです。

そう考えると、どのような人事評価制度（人事考課）にするのかの選択、選択した人事評価制度（人事考課）の策定が非常に重要となるのです。

僭越ながら人事評価制度（人事考課）25年超の指導経験を持つ私から言わせていただければ、多くの会社は、この人事評価制度（人事考課）の選択で誤っているのです。

人事評価制度（人事考課）に多機能を求めすぎている。

多機能の人事評価制度（人事考課）は、確かに魅力的ではありますが、それ、使えますか？

その多機能の人事評価制度（人事考課）を使いこなせるのでしょうか？

製造業の工作機械でもスマートフォンでもExcelでも使いこなしていますか？

スマートフォンやExcelの場合、使いこなせなくても十分な価値はありますが、使いこなしていない機能が販売価格に上乗せされているのは理解されていますよね？

製造業の工作機械においては多機能過ぎて、使いこなせないのであれば全くのムダということになります。

私も品質マネジメントシステムに20年以上かかわってきた者として品質管理の専門家としても異論は出ないと思いますが、品質管理では、「過剰品質の製品の品質は悪い」という考え方があります。

例えば、使う必要のない装備はムダですね。
常夏のバリ島のホテルに設置するホテルのエアコンに果たして暖房機能は必要でしょうか？

三畳の狭い部屋に100インチのテレビは必要でしょうか？

人事評価制度（人事考課）・人事制度においても過剰品質では意味がありません。

9連休の話からそれてしまいましたが、皆さんも9連休を有効に過ごすために計画を怠りなく。

そして、その計画も過剰品質にならないように。

今回は、ここまでにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

カンタンすぎる人事評価制度　開発者
あおいコンサルタント株式会社　山本昌幸

【参考情報】人事評価制度とは？