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032回:自社の品質とは?(自社の存在意義)

前回号から、「カンタンすぎる人事評価制度!」の策定方法に入りました。

そして「自社の品質とは?」 を切り口に

・社会から視た自社の存在価値は?
・自社が提供している価値とは?
・自社が他社より抜きんでていることは?
などを明確にして、評価項目(要素)と評価基準を明確にすることを説明しました。

では、次のステップを説明しましょう。「自社の品質」を明確にしたら、その「自社品質を実現させるために必要な人材」を明確にします。

その次に「自社品質を実現させるために人材が身につけるべき能力」を明確にします。

文字にするとラクなのですが、ここでも、かなり脳みそを使います。

私が指導させていただいた場合でもスムーズに出来て3時間、スムーズにいかない場合は4時間半くらいかかります。

ただ、自社で自力でこの「カンタンすぎる人事評価制度」に取り組んで思うように成果が出ない場合、この「自社品質項目」に時間をかけない場合が殆どです。

ただでさえ、社長自身が、「自社の品質」「自社の存在意義」なんて考えてみたこともないのですが、いざ、考えてみて、出てきた文言をそのまま採用してしまう・これが失敗の元です。

出てきた文言や意味について
・真の意味は?
・別の見方をすると?
など、大いに捻ってください。

なかなか回答が出なかったり、的外れな回答も出ることがありますが、ここでも、ひたすら「と、言うことは?」で掘り下げていく必要があります。

その作業を経て評価項目(要素)を確定します。

次は、ナニができれば良い評価がもらえて、ナニができなければ悪い評価になるのかをあらかじめ決めておくのです。

このことにより、評価が非常にラクになります。

今回はここまでにしましょう。

次回は、次の評価項目である、「三年後の当社の立ち位置」の評価項目策定についてです。

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