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人手不足解消! 人材採用・人材定着を実現させるのは難しくない
人手不足・・・
もう耳にタコが出来るほど聞き飽きた台詞ですね。
私は今でも年50回ほど、マネジメントシステムの審査を担当しており、その際の経営者インタビューで必ずしなくてはならない質問だ有ります。その質問とは・・・
「御社の解決すべき課題はナニですか?」
その私からの質問に対して、50社のうち47,8社ほどの社長から聴かされる台詞が「人手不足」なのです。
ただ、そのような社会情勢にあって、人手不足とは無縁の企業も存在します。
・常に就職希望者をストックしている運送業者
・技術者や作業員の採用に困らない建設業者
これらの企業はなぜ人手不足ではないのでしょうか?
私が全ての方に申し上げている台詞は、「すべての問題に原因がある」(全てのことに根拠がある)です。
前述の2社についても、人手不足とは無縁でいられる原因が存在しています。
その、人手不足とは無縁でいられる組織づくりを粛々としていった結果、得られる果実が、「人手不足とは無縁の企業」だったのです。
では、人手不足の4つの原因を考えてみましょう。
人手不足原因1:求人難型
これは、人材募集をしても、応募がゼロの場合やほとんどない場合ですね。
人手不足原因2:採用不完全型
応募してきた人材から適切な人材が採用できない場合です。
人手不足原因3:従業員退職型
せっかく雇った従業員が退職してしまう場合です。
人手不足原因4:人材伸びない形
採用した従業員の能力・技術を伸ばすことができず、管理者・技術者が育たない場合です。
これら4つの原因は、複雑に絡み合っており、一つでも該当する企業は人手不足に陥ってしまうのです。
ところで、人材採用には3つのパターンがあることをご存知ですか?
パターン1:欠員補充のための採用
欠員が出るたびに補充要員の募集を行う。
常に後手後手の採用であり、戦略的な採用だ出来ていない。
いわゆる「溺れる者は藁をも掴む」場合がありトンデモナイ人材を採用してしまうことがある。
採用の対象は中途採用。
前任者の退職理由が是正できていないため、退職の負の連鎖に陥ることがある。
パターン2:漠然とした採用
なんとなく新卒採用を繰り返している。
「必要な人材像」を明確にせずに採用しているため組織の改善がみられない。
パターン3:組織の経営戦略としての採用
事業の拡大や更なる発展のために計画的に採用している。
必要とする人材像を明確にしている。
3年後、5年後、10年後、20年後の会社の立ち位置を見据えた採用を行っている。
組織繁栄のためには、「パターン3:企業の経営戦略としての採用」が必要なのです。
全ての取り組みが同じ考えですが、社長が本気になればほとんどのことが解決できるのです。
人材採用に於いても然り。
社長が戦略的採用(パターン3)の実現を本気で行う気になれば、半分以上は成功したようなものなのです。
社長が戦略的採用に本気になり、人手不足原因1234への対策を施していくことにより、根本的な人手不足解消ができるのです。
そして、人材自らが考え行動できる組織に変貌し、企業の発展へと導くのです。
あなたの組織も是非、人手不足を根本から解消するための仕組み導入に取り組みませんか!!!
ご興味のある方はお気軽にご質問ください。