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42回:好きなときに仕事をしたい

カンタンすぎる人事評価制度 気ままブログ42回

昨日は、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の2018年版改定に伴う審査員が必ず受講しなくてはならない研修を受講しておりました。

受講前は、グループワークで遭遇する自己主張の強い方々に対する対応を心配していましたが、今回、私のグループにはそのような自己主張の強い方はいらっしゃらず快適に受講することが出来ました。

昨日の研修が人事評価制度(人事考課)にとって学びがあったのか否かは、正直、あまりなかったと思いますが、食品関連企業に人事評価制度(人事考課)を指導する立場としては必ず身につけておかなくてはならない知識を再認識できました。

その点は、ISO22000研修と言えども人事評価制度(人事考課)に役立つ内容であったと思います。

人事評価制度(人事考課)を食品関連事業を営む企業に指導する場合、人事制度コンサルタントとして「CCP」、「PRP」、「ゾーンニング」等の用語を知らなくては、評価項目(要素)と評価基準を策定するときに困りますからね。

その点、ISOの審査で、ほとんどの業種の審査を担当させていただいたことは非常にありがたく思っています。

これは、人事評価制度(人事考課)を指導するうえでの貴重な財産です。

今日は、実質、年末年始休暇に入る前の最後の日曜日ですね。

その貴重な日曜日に会社に出勤して仕事をしております。

「働き方改革」を指導する立場でありながら、本末転倒なのですが、この一年くらい、起業してから29年のうち一番忙しい時間を送っている気がします。

いや、これは不満ではなく、非常にありがたいことなのです。

ただ、「働き方改革」とは逆行しているな・・・と。

私の場合、「働くこと=趣味」みたいな側面がありますから、趣味をこなしていると思えば、「働き方改革」に逆行しているとは言えませんね。

このようなことを説明しますと、雇用されている人材でも
・働くことが好きな人
・カイシャが好きな人
が必ず存在する話になります。

・好きなだけ働く権利
・好きなだけ会社に居る権利

これはあるのでしょうか?

以前、「仕事場・会社は帰る場所」であることを説明しました。

会社(雇用側)は、残業を命じるわけでも、残業しなくては処理できない業務をさせているわけではない。

でも、働く側として働きたい人はいると思いますし、会社に残っていたい人はいるのです。

なんか、ホントにとりとめないまとまりのない文章になってきて申し訳ありませんが、そのような人材の立場はくみ取られないものなのでしょうか?

しかし、「働き方改革」の名の下、定時に会社を追い出される。

それって、ホントウに必要なのでしょうか?

もちろん、このような意見は、人事制度・人事評価制度(人事考課)コンサルタントとして不適切であることも承知していますが、「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長の想いを具現化した血の通った人事評価制度(人事考課)ですから、開発者としては、あまり、理路整然と考えたくないのです。

「仕事場・会社は帰る場所」であるなら、好きなだけ居てもいい場所にはならないものでしょうか?

「それは公私混同ですよ」と突っ込まれそうですが、でも、やっぱり、好きなだけ会社に居てはダメなのでしょうか?

会社は、福利厚生の一環として終業後の人材が、好きなだけ留まることが出来る場所を提供していくことになるのかもしれませんね。

その場所の行動は、一切業務とは関係もなく、指揮命令も受けない。

ただ、事故や災害が発生した場合に面倒なことになる可能性が有るので、会社(雇用側)としても、余りそのような場所を提供することに踏み込めなのでしょう。

会社が従業員に社有車を貸し与えており、その従業員が、全くのプライベートで休日である日曜日の深夜にコンビニに買い物に行く際、社有車を使用してしまい、その社有車で加害事故(交通事故)を発生させた場合、その自動車の所有者である会社の責任は100%免れることはありません。

この事例のように、仕事とは関係なく、指揮命令も受けない行動であっても、その場所が事業場内である場合、そこで、災害が発生したり、ケガをした場合に、会社に責任を問う事例が必ず出てきそうです。

いや、はや、何とも面倒な話です。

これは、会社に限らず、善意で提供した場合、善意で行ったことの隙間をつつかれて、ひどい目に遭ってしまう。

嫌な世の中ですよね。

その点、自分自身が代表を務める組織の場合、好きな時に会社に行くことができ、いつまでも仕事が出来るのは本当に幸せです。

私が独立したのは、1990年12月。
今から29年前です。
最初は四畳半のアパートに構えた事務所でした。
その一年後、ワンルームマンションに事務所を移しました。

その当時、本当に良かったと思えたのが「好きな時間に仕事が出来るということ」です。

午後11時まで事務所に残って仕事をしていても、早朝の午前3時に出勤してもだれからも文句は言われません。

その当時思ったのは、「自由業」というのは、「いつでも仕事が出来る自由があるなぁ」と感じたものでした。

あの当時は、人事制度・人事評価制度・賃金制度の書籍を読み漁っていました。

今思うと非常に懐かしいです。

今回は、ここまでにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

カンタンすぎる人事評価制度 開発者
あおいコンサルタント株式会社 山本昌幸

【参考情報】人事評価制度とは?

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