カンタンすぎる人事評価制度なら、あおいコンサルタント株式会社

ブログ

BLOG

2021.2.21

人事評価制度

43回:カンタンに策定して、ポン!はあり得ない?

カンタンすぎる人事評価制度 気ままブログ43回

私は、本日から四日間コンサル業務です。

この年の瀬にコンサルの依頼を頂けるのは非常にありがたいことです。

この四日間は、人事評価制度(人事考課)コンサルではありませんが、マネジメントシステム系コンサルですから「カンタンすぎる人事評価制度」と関係がない訳ではないですね。

昨日のブログでは、私は、今月で独立して29年経過したことを説明しました。
1990年12月。

本当に早いですね。

来年は、ついに三十周年です。

開業以来三十周年を迎えるにあたり来年の2020年は最高の年にしたいですね。

そのための仕掛けを年末年始にじっくり準備したく思います。

毎年、あっという間に1月2月3月が過ぎ去ってしまい、「新年度の4月からが新年だぁ」などと苦しい言い訳をしないで済むようにしたいものです。

来年、といっても、もう一か月切りましたが1月20日に私の新刊が商業出版されます。

もちろんカンタンすぎる人事評価制度の書籍です。

この出版を記念して、
・出版記念セミナー:東京、名古屋、札幌、沖縄
・全国セミナー
・2日間全国合同コンサル
を開催しますので来年の前半は特に忙しくなりそうです。

もちろん、後半はさらに忙しくしたいものです。

話は変わりまして、最近考えていることがあります。

私は、様々な人事制度・人事評価制度(人事考課)の指導を25年超に渡って行ってきました。
その主なものは、
・一般的な人事制度
・プロセス人事制度(山本が開発)
・カンタンすぎる人事制度(人事評価制度)
です。

その中で最近一番引き合いが多いのが「カンタンすぎる人事評価制度」です。

ただ、最近思うことは「カンタンすぎる」というフレーズが独り歩きしてしまってるのでは?ということです。

確かに、カンタンすぎる人事評価制度は、一日(6時間)でその組織専用・その組織独自の「人事評価表」が、2,3種類完成してしまう画期的な人事評価制度(人事考課)であることは間違いありません。

しかも、厚生労働省や、どこかの企業の評価要素をコピペして完成させる評価表ではなく、100%、その企業のためだけのオリジナルな評価要素なのです。

カンタンすぎる人事評価制度は、

・タッタ一日(6時間)で策定できる
・その企業専用の評価表が作成できる
という点で
「カンタンすぎる」というフレーズを使用しているのですが、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」にご出席いただく方の中には、「適当に評価項目を選んでポン!」というイメージを持っている方がいらっしゃいます。

これは、100%誤解です。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、そのような人事評価制度(人事考課)ではありませんし、仮にそのように策定した場合、殆ど役に立たない「評価表」となるのです。

ダメな人材の特徴として、「見本をください」「事例を見せてください」というフレーズを発するという特徴があります。

これらの「見本」「事例」は、あくまで参考にするインプットであり、そのまま使うものではありません。

ただ、多くの方は「見本」「事例」を提示するとそのまま活用してしまう。

これは、決して意図的ではないにしても潜在意識の中に「見本」「事例」が刻み込まれてしまい、その「溝」から這い上がれなくなるのです。

結果的に、「見本」「事例」に酷似した「評価表」が完成してしまいます。

もちろん、自社で以前策定した「カンタンすぎる人事評価表」を「見本」「事例」として参考にすることは構いません。

しかし、社長自身が脳みそにしっかり汗をかかずに他社の「見本」「事例」を基に策定した「評価表」は使えないのです。

なぜなら、社長の「想い」が含まれていないからです。

来年一月に出版される私の拙著の中にも次のような行があります。

「人事評価制度の込めるのはIT・AI技術よりも社長の想い」

これがない
「カンタンすぎる人事評価表」では、単なる紙切れです。

そうです。「紙切れ」です。

あなたは、いくら一日で策定できるとしても「紙切れ 人事評価表」を策定したいですか?

「見本」「事例」~策定した「紙切れ 人事評価表」では、適切な評価もできませんし、人材育成もできません。
ましては、組織の目的達成など出来ません。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、

・タッタ一日(6時間)で策定できる
・その企業専用の評価表が作成できる
ことは間違いありません。

しかし、これは、専門トレーニングを受けた方や専門的に策定方法を学んだ方が指導や策定した場合に可能なのです。

ですから、申し訳ありませんが3時間の「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」を受講しただけでは、策定はムリなのです。

「では、カンタンすぎる人事評価制度の策定方法はどのようにして学べば良いのですか?」

と、質問されますが、ごめんなさい。

そのためのトレーニングはまだ実施しておりません。

ただ、近いうちに「カンタンすぎる人事評価制度 策定のためのトレーニングコース」を開催したく思います。

今、その準備をしています。

今回、新規書籍の出版を記念して、

・出版記念セミナー:東京、名古屋、札幌、沖縄
・全国セミナー
・2日間全国合同コンサル
の開催を予定していますが、

「2日間全国合同コンサル」を「カンタンすぎる人事評価制度 策定のためのトレーニングコース」の位置づけで開催することになりそうです。

他にも、手軽にカンタンすぎる人事評価制度策定方法を学んでいただくことも予定しておりますが、中途半端に学んだ方が「ハイ完成!」と「カンタンすぎる人事評価表」を完成させて、運用した結果、「成果が出ない」となることを危惧していますので、しっかり学んでいただけるように工夫が必要と感じています。

今回は、ここまでにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

カンタンすぎる人事評価制度 開発者
あおいコンサルタント株式会社 山本昌幸

【参考情報】人事評価制度とは?

TOP mail_outlineお問い合わせはこちら