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20回:意外にも、セミナーで講師として得をすること

昨日は、新潟で「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」でした。

満席のお申込みを頂き、急なキャンセルが出るかと思ったのですが、お一人30ほど遅れていらっしゃった以外は全員ご出席でした。

昨日の新潟での開催で「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」は、丁度30回目の開催でした。

昨年(2018年)の9月13日に東京で初開催して以来、月に2,3回のペースで開催してきて昨日が節目の30回目でした。

過去に一度だけ、参加申し込者が集まらずに中止したことがありました。

その場所は広島でした。

個人的には広島には思い入れがあり、大好きな場所ですので残念ではありましたが致し方ないことです。

それにしても一年強の期間で30回の開催とは結構頑張ったと自画自賛です。

とにかく、人事評価制度(人事考課)で苦しんでいる社長さんに何とかしていただきたい想いから「カンタンすぎる人事評価制度」を開発し、開発後、一年以上経過した後の昨年(2018年)の9月13日に初開催となりました。

おかげさまで、「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」へのご参加企業には数多く導入して頂き、喜んでいただける現状を鑑みると開発者としては嬉しい限りです。

また、「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」では、開発者である私の方から一方的に主な受講生である社長さんへレクチャーするだけではなく、逆に参加者である受講生から様々な情報を頂けます。

その多くは、受講生の方の会社が既に導入しておられる人事評価制度の問題点であるとか、指導方法の問題点、金銭的な問題点など、膨大な情報を集めることが出来ております。

元々、1200回を越えるマネジメントシステム審査で様々な人事評価制度を視てきましたが審査でお邪魔して、様々な人事評価制度を確認する場合、受審企業側から、自社が導入済みの人事評価制度に対する不満をそれほど訊くことはないので、あくまで人事評価制度・人事制度専門家としての当該、人事評価制度・人事制度を確認したうえでの判断でした。

しかし、「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」へご出席いただける方のうち、約40%は、既に人事評価制度(人事考課)が導入済みの企業であり、その導入済の人事評価制度(人事考課)に何らかの不満がありご参加いただいているので、その不満内容をリアルに訊くことが出来るのです。

これは大きな収穫です。

他の人事評価制度の問題点から私が指導している人事評価制度・人事制度、私が開発した人事評価制度・人事制度に改善を加えていけるからです。

まさに「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」は、人事評価制度・人事制度の改善点をインプットできる場なのです。

このことから前述のように私が一方的に人事評価制度(人事考課)のことを受講生にレクチャーするだけではなく、私も当セミナーの講師を務めることで学びになっていることは非常にありがたいですね。

また、この場で文字にすることが憚られるようなヒドイ事例や実態を耳にすることもあり、それらの話は、あくまで片方からの一方的な話なので盲目的に信用することは出来ないのかもしれませんが、たとえ、その伺った話の半分が本当であった場合、やはり、ヒドイ事例や実態と言わざる得ないのです。

それらの事例や実態から批判するのではなく自分自身や当社もいつ、このような「ヒドイ事例・実態」として語られる可能性もないとも言えないことを肝に銘じ人事評価制度(人事考課)の開発・改善や指導を真摯に行っていかなくてはならないと思っております。

また、「カンタンすぎる人事評価制度 セミナー」への参加者からは、前述のような既存の導入済の人事制度・人事評価制度への不満だけではなく、様々な改善点やアイデアを頂くことが出来るのです。

例えば、「カンタンすぎる人事評価制度」を導入して、全社員に仕組みを発表する場合、「評価制度」という文言は使用せず、「人材育成制度」という文言にすべて切り替えるべきとの提案。

まさに「カンタンすぎる人材育成制度」 と。

ご提案頂いた受講生の方曰く、「カンタンすぎる人事評価制度」は、まさに人材を育成するための仕組みなので「評価」というあえて、ネガティブともとれる文言は排除して、前向きな「育成」で統一すべきと。

私自身、「カンタンすぎる人事評価制度」は、人材育成のツールであることを常に公言・指導しておりましたが、「カンタンすぎる人事評価制度」を導入する企業が社内に周知する場合、「評価」という文言を排除することまで考えませんでした。

確かに、今まで、人事評価であまりうれしくない経験をされてきた人材や差別的扱いを受けてきた人材にとって、「評価」という文言には過剰反応してしまうかもしれません。

そこで「育成」という文言ですね。

「育成」という文言にも「従業員を教育する」という、多少、厳しいと連想できることもありますが「育成」「教育」は、本人のためにもなることからやはり、「評価」よりも「育成」という文言の活用が妥当なのでしょう。

【参考情報】人事評価制度とは?

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