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今回から、人事評価制度(人事考課)の話に戻りましょう。
では、「カンタンすぎる人事評価制度」は、本当に簡単にできるのか?ということです。
実は、「カンタンすぎる人事評価制度」ほど、創ることが難しい人事評価制度(人事考課)はありません。
「えっ?今までと話が違う」 ですって?
いや、確かに「カンタンすぎる人事評価制度」は、簡単にはできませんが、タッタ一日で完成してしまうことは事実です。
全国各地で開催している「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」は、おかげさまで非常に好評をいただいており、出席者の40%が、既に一般的な人事評価制度(人事考課)を導入済みの企業の社長です。
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」を自社が一般的な人事評価制度を活用できていないための駆け込み寺 として、出席されている方が多いのです。
出席者の残りの60%は、人事評価制度(人事考課)を未導入の企業であり必要性を感じているがとにかく、人事評価制度は難しいイメージがあり参加された社長です。
(全参加者の90%超が社長)
で、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」に参加された方のごく一部ですが、セミナーに不満を持たれて会場を後にされます。
その不満の内容とは・・・
「テンプレートに当てはめ30分くらいで完成する 人事評価制度だと思ったのですが違うのですね」と。
当たり前です。
そんな、テンプレートに当てはめポン!なんていう人事評価制度は存在していないですし、仮に存在しているのであれば使い物にならないでしょう。
もういい加減に気付いてください!
テンプレートに当てはめたらすぐ完成 などという幻想は。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長が策定することになり、社長にとって、非常に大変なしんどい作業ですが、たった一日なので我慢してください。
いつも、経営のことで頭を悩ませている社長でも「カンタンすぎる人事評価制度」の策定を経験すると「ここまで頭を使ったことは今までなかった」「本当に疲れました」との感想を漏らされますが、それと同時に「非常に心地良い疲れです」との嬉しい感想もいただきます。
実は、社長を責め立て(考えていただき)、社長の想いをフレーズ化させていく作業はカンタンすぎる人事評価制度の指導者である私の役割なのですが、私自身も非常に疲れる作業なのです。
私自身、超得意分野としていくつかのコンサル業務を行っています。
例えば
・ISO9001・ISO14001・ISO22000などの指導
・交通事故削減の指導
・根本的な時短・生産性向上指導
・働きながら族の活用指導
・一般的な人事制度の指導
・プロセスリストラの指導 などなど
でも、これらの指導(コンサルティング)は、カンタンすぎる人事評価制度の指導に比べると非常にラクなのです。簡単なのです。
しかし、「カンタンすぎる人事評価制度」の指導(コンサルティング)は、本当に疲れます。
社長自身も非常に疲れるのですが指導する立場である私は、もっと疲れるのです。
ただ、非常にやりがいがあり、楽しいことも事実です。
なぜかって?
だって、ものすごく前向きな内容を策定していくのですから。
一般的な人事評価制度(人事考課)の指導(コンサル)の場合、従業員を裁いたり、従業員の順位付けのための或る意味、ネガティブな作業となりますが、「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長の会社に対する「想い」を評価項目に反映する非常に前向きな作業なのでやりがいがあり、楽しいのです。
正直、「カンタンすぎる人事評価制度」は、一般的な人事制度コンサル経験や社会保険労務士(人事評価制度を策定するうえで必須ではありますが)の経験だけでは、開発できずに、もちろん指導もできなかったです。
1200回以上の2人規模から数万人規模への企業へのマネジメントシステム審査経験や1000人を超える社長へのインタビュー経験などから「カンタンすぎる人事評価制度」を開発できました。
ですから、指導もできるのです。
以上のように、ノウハウのいっぱい、いっぱい詰まった「カンタンすぎる人事評価制度」ですから、「テンプレートに当てはめて、ハイ、完成!」とはいかないのです。
ただここで一つ注意。
専門家というのは、自分が精通している分野をあえて難しいことと位置付ける傾向がありますが、私は違いますので、あしからず。
ノウハウがたくさん詰まった人事評価制度(人事考課)である「カンタンすぎる人事評価制度」であるからこそ、社長は大変ですし、コンサルも大変ですがたった一日(6時間)で完成できるのです。
どんなに大変であっても一日で完成できるのであれば、我慢できますよね。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、社長としては創るのは簡単ではなく大変ですが、タッタ一日(6時間)で完成できますし、完成したら運用は、この上なくカンタンなのです。
ですから、どうか一日だけ我慢してください。どうか一日、私にお付き合いいただければ、
人材育成のツールでもある「カンタンすぎる人事評価制度」を策定・導入できるのですから。