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前回は、「三年後の自社の立ち位置」に関する評価項目について説明しました。
今回からは、「会社・社長の理想とする人材」についてです。
あなたへの質問です!
・あなたが一緒に働きたい人材は?
・あなたを助けてくれる人材は?
・あなたの気づかないことを気づいてくれる人材は?
・あなたを叱咤激励してくれる人材は?
・あなた自身が「この人のためなら!」と思える人材は?
・あなたが一緒に居てモチベーションが上がる人材は?
・あなたの暴走を思い留めてくれる人材とは?
・あなたのことを心底心配してくれる人材とは?
・あなたにダメ出ししてくれる人材は?
・あなたが右腕として育てたい人材は?
人事評価制度(人事考課)を策定するうえでこれらのことをよくよく考えてみてください。
そして、次のことも考えてみてください。
仮にあなたが「○○のような人材と一緒に働きたい」と思った場合、「私は、なぜ、○○のような人材と一緒に働きたいのか?」と、その理由・根拠を考えてみてください。
そうです!
全てのことに根拠がありますね。
一緒に働きたい人材、人事評価制度(人事考課)も同じです。
余談ですが、あなたが一緒に働きたいと思う人材像を文字化してみると、そのような人材があなたの目の前に出現する確率が格段に増えることを信じられますか?
「そんなバカな!」と思われるかもしれませんが、実なのです。
私が皆さんに常に提言していることとして「すべての現象に根拠がある」「すべて問題に原因がある」がありますが、あなたが一緒に働きたいと思う人材像を文字化するとなぜ、あなたの目前に出現する確率が増えるのでしょうか?
実は、簡単なことなのです。
文字化することにより、あなた自身が認識できます。
そして、認識したことによりその文字化したような人材が目の前に現れたときに焦点が合うのです。
要するに「あっ、この人かも?」って。
あなたが、仮に赤いスポーツカーを欲しいと思うようになると(自分自身が認識すると)街で赤いスポーツカーはもちろん、赤い車をやたら見つけてしまうということです。
ダマされたと思ってあなたが一緒に働きたい人材像を具体的に文字化してみてください。
イラストにしても良いですね。
決して、頭の中だけの空想ではだめです。
具体的に明確にしたうえで文字化していつも見える場所に掲示するか持ち歩きましょう。
今回はここまでにしましょう。
次回も今回の続きで「会社・社長の理想とする人材」の評価項目策定です。