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こんにちは!
まもなく出版予定の
『中小建設業が30年後も繁栄するための
人手不足解消・人事評価制度・賃金制度・公共工事受注マニュアル』 (タイトルは仮)』。
今回は本書の大きな特徴の一つである 「すぐに使える人事制度フォーマット」 についてご紹介します。
この本では、建設業界に特化した
実践的な人事評価表や賃金制度のフォーマット を多数掲載しています。
例えば、
職能資格等級定義表、人事評価表、年齢給表、勤続給表 など、
制度設計に役立つ帳票類が充実しています。
特に、
技術者向けの職能資格等級定義表の見本は、
詳細で価値のあるもの に仕上がっています。
建設業にフィットする職能資格等級定義表
建設業界では、技術者のスキルや経験に応じた評価が求められます。
建設キャリアアップシステムが
その役割を担うものとして期待されてはいますが、
あらゆる規模、業種業態の建設業への普及を前提としているため、
建設キャリアアップシステムを
技術者個人の人事評価に用いるには、
まだまだその人物のスキルや経験への読み替えや調整作業が不可欠です。
そこで本書では、
技術者向けの職能資格等級定義表の見本を掲載。
各等級ごとに求められるスキルや責任範囲を整理し、
どのように評価・昇格させるべきかを具体的に示しています。
このフォーマットがあれば、
建設キャリアアップシステムという安定したフレームを、
自社の具体的業務、技術者個人のスキルや経験に連動させて、
スムーズに人材育成が進むはずです。
実際に使っているからこそわかる、力量到達表の効果
さらに、人材の定着と育成に大きな効果を発揮する
「力量到達表」 も紹介しています。
これは、技術者、技能者、さらにはバックオフィス人員が
どのレベルまでスキルを習得しているのかを可視化するもの。
本人にも上司にも「いつ何を習得すればいいか」が一目でわかるため、
成長を実感しながらキャリアを積める仕組み になります。
実は、この力量到達表は 当社でも実際に運用しているもの です。
使い勝手がよく、人材育成のマッピングツールとして重宝しています。
このように本書の最大の強みは、
単なる理論だけではなく、
実際に運用して効果を発揮している帳票を
厳選して掲載していることにあります。
本書が、多くの建設業者の皆さんにとって
「実務ですぐに使える一冊」 になることを願っています。
次回のブログでは、
出版に向けた最終段階や、
読者の皆様にとってどのように活用できるかをさらに深掘りしてお伝えしたいと思います。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!