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105回:「カンタンすぎる人事評価制度!」は改善だらけ

今日は三連休の中日、2月23日です。

今日は、2月26日に開催する「カンタンすぎる人事評価制度 名古屋セミナー」の資料を改定していました。

ここ5回くらい、「カンタンすぎる人事評価制度 評価表」を策定するワークをセミナーから外していたのですが、この名古屋セミナーから一部復活します。

「カンタンすぎる人事評価制度」では、5ステップで評価項目と評価基準を策定していくのですが、今回のワークでは、一番重要な
・自社の品質は? 自社の存在価値は?
についてのワークを復活します。

社長であれば、自社の存在価値を少し考えれば回答できそうなものだと思っていましたが実は、これは殆どの社長にとって一朝一夕に回答できるものではないようですね。

あなたはどうでしょうか?

自社の存在価値や自社の品質を即答できるでしょうか?

なかなか難しいのでは?

「カンタンすぎる人事評価制度」では、これが回答できないと次に進めないのでとん挫してしまいます。

また、安易な文言やフレーズ、耳障りだけが良い場合は内容の薄い、ペラペラな人事評価制度となってしまいます。

だからこそ、私が企業に「カンタンすぎる人事評価制度」を指導に入る場合は、この一項目だけで3時間も費やします。

私のように膨大な訓練を積んできて、過去1200回以上のマネジメントシステム審査において経営者に必ずしてきた質問である「御社の品質は?御社の存在価値は?」の回答を聴いてきたエキスパートが指導したとしても3時間費やすのです。

いや、私のようなエキスパートだからこそ、安易な「自社の品質は? 自社の存在価値は?」という回答には、妥協せずに真の回答を求めるのだと思います。

その結果、「カンタンすぎる人事評価制度」だけではなく、自社の今後の在り方を明確にできる仕組みが完成するのです。

「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」のワークに費やせる時間は、せいぜい30分ほどですからとてもとても真の回答を導き出すことは出来ないのですが、その“さわり”にだけでも触れていただきたくワークを復活しました。

また、以前は、次の順番でワークをしていました。
1 自分自身で回答を導き出す
2 導き出した回答を隣の席の方とシェアする

ただ、この方法は非常に盛り上がる方が95%なのですが、5%の方は、「なんで、見ず知らずの隣の方に自社のことを暴露するのか」と思われる方もいらっしゃるようでしたので、今回のワークでは、
“2 導き出した回答を隣の席の方とシェアする”
については、行わないことにしました。

今回は、自分自身で導き出した回答について2名ほどの方に発表していただき、私の方でその場で添削していきたいと思います。

実は、これが非常に疲れるのです。

コンサルに入る場合は、予め、その会社がどのような会社であり、社長の人となりをある程度理解してから回答を導き出すのですが、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」におけるワークの場合、完全に即興ですから、大変なのです。

ただ、その分、ライブ感を味わっていただけると思います。

正直、今まで「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」で即興で実施してきた内容については、すべて90点ではなく、何とかぎりぎりの70点もあったと思います。

また、そこに「味がある」と思っていただけると光栄です。

以前の「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」では、前述の
・自社の存在価値は? 自社の品質は?
に加えて、
・三年後の自社の望ましい姿は?
・社長、会社として一緒に働きたい人材は?
についても即興で対応していましたのでかなり大変でした。

ただ、その分、「このヒトすごいなぁ」と思っていただけたようで、それはそれで良かったと思っています。

時間が許せば、ワークの項目を増やしていきたいのですが、何分、休憩等も入れたトータルのセミナー時間が3時間(180分)ですから、なかなか、時間が取れないのが現状です。

正直、人事制度・人事評価制度(人事考課)についてご出席の社長さんにとって余り知識のない状態で参加されるセミナーで3時間のセミナーは、少し長いようにも思えます。

ベストとは言いませんが、ベターなセミナー時間は2時間くらいがまでかと。

このことは、百も承知なのですが、2時間では、伝えきれないのです。

3時間でも足りないのに2時間ではとてもとても。

過去何度も、セミナーの内容を間引きしてきたのですが、結局、間引きしたコンテンツもあれば、追加したコンテンツもあり結局3時間なのです。

人事評価制度(人事考課)についてほとんど知識がなく、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」にご参加いただく社長にとっては、少々、大変かもしれませんが、内容については概ねご理解いただいていることが最後にご記入いただく「振り返りシート」への回答状況から把握できております。

ただ、これからも「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」の内容を改善していきたいので参加された方からは忌憚のないご意見を頂戴できればと思います。

【参考情報】人事評価制度とは?

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