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前回は、「面接されているのは求職者だけではない!」について説明しました。
今回も面接ネタの続きで「この人材を採用したい!と思ったのはあなただけではない」についてです。
もし、あなたが面接を担当した場合、「この人材良いなぁ」と感じることがあると思います。
既に面接を何回も実施している方は「この人材良いなぁ」「この人材を採用したい」と感じたことがあるでしょう。
このように感じた場合、他の企業の面接官も同じように「この人材良いなぁ」と感じているのです。
オッと、もちろん、求職者もあなたの会社だけに応募しているわけではないことをお忘れなく。
まさか、あなたが面接した求職者は他の企業に応募していないとでも思っていませんか?
人手不足の現在、多くの企業では人材募集しています。
そこで、求職者は、通常、3社くらい応募します。
そして、あなたが、「この人材良いなぁ」と思える人材は、応募した企業から面接に来てくださいをいわれますから自社以外にも2社ほどは面接を受けた若しくは、面接町の状態です。
そこで、あなたが面接で「この人材をぜひ採用したい!」と思った場合どうするのか?
一刻も早く採用内定を通知することです。
そのためには、手際よく、面接することです。
この、手際よく面接について当社の場合で説明しますね。
当社は、面接する場合、
・適性検査:20分
・一般常識テスト:10分
・面接:30分
(「履歴書」は、予め郵送していただく=一次面接の役割)
適性検査は、回答が出すため5分かかりますから一般常識テストを解いていただいている10分間で結果が出ます。
一般常識テストは、面接の最初にサッと見れば、20点満点中、何点かわかりますので、適性検査の結果(少し参考にします)と、一般常識テスト結果があまりにも出来が悪い場合は、面接に30分もかけずに5分くらいでサッと終わらせます。
適性検査も一般常識テストも問題ない場合は、面接にたっぷり30分かけます。
次の面接者が居ない場合は、求職者の都合を訊いたうえでさらに面接に時間をかけます。
そこまでして、「この人材良いなぁ」と思えば、私の場合は、その場で採用を伝えます。
「その場で?????」と思われるかもしれませんが採用可否の判断材料は既に出ていますからあとは、決断だけなのです。
求職者も余程、就職したい会社が無ければ、最初に採用通知をしてくれた企業に就職します。
稀に「もう一社、回答待ちの会社があるので、その会社からの合否を待っても良いですか?」と正直に言われる場合がありますが、それは、もちろんOKです。
他の会社を受けているがそのことを内緒にして、「ぜひお世話になります!」とその場しのぎで伝えられ、他の会社からの採用通知があった後に、辞退されるより、よっぽど、お互い気持ち良いですからね。
ただ、その場合、明日にでも別の求職者を面接して、その人材を採用してしまった場合のことを伝えて、了解を得ておきます。
そうそう、これは、あくまで中途採用の場合ですからね。
さぁ、これで晴れてよい人材が採用出来て、めでたしめでたしとはいきません。
これは、あくまで当社の場合ですが、面接であまりにも厳しいことを伝えるため、面接後に辞退される方が80%なのです。
そして、面接時にその場で採用を伝え、本人が快諾した場合でも一晩後に辞退される方もいらっしゃるのです。
それは、仕方のないことです。
この、採用面接でかなり厳しいことを伝えるというのはあくまで当社の事例ですから、皆さんの会社では、実情に合わせて考えてください。