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072回:他人はヒトを変えられない?

前回のメルマガテーマである、「人事評価制度で活躍する女性を育成出来ないのか?」のなかで、「他人は人を変えられない」と書きました。

他人様の考え方を変えることはいかに大変なのかということです。

稀に単純で騙されやすい方の考え方を変えられるとしても、それは、相手がたまたまそのような人であっただけで他人様の考え方を変えたことにはならないでしょう。

以上の事実がありますから、会社から強制的に行かされる自己啓発研修ほどムダな時間・ムダなお金 はありません。

自分の意に反して、考え方を変えさせようというのはもう立派なパワハラともいえるでしょう。

私も、会社員時代に5日間缶詰の研修に強制的に行かされたことがありますが、今思うと、良いことも教えてくれたはずなのですが、その当時は、「なんでこんなことしなくてはならないのか!」「なんでこんなセミナーに出席しなくてはならないのか!」と、反感だけが芽生え、セミナーのほとんどの内容に対して否定的でした。

そんなセミナーでも少数ですが無理やり参加させられた受講生でおめでたいというか、素直というか、○○というような方もいらっしゃり五日間のうちで、すっかり洗脳された方もいらっしゃいました。

ただ、そのような方々でも数日、数週間するとハイ元通り! なのです。

ですから、これをお読みの社長さん、総務部長さん、いい加減に気付いていただきたいのです。

他人は人を変えられないと。

ただ、自分で変わろうと思えばいつでも変われること を

だから、強制的にセミナーに参加させてその人材の考え方を変えようなんて思いは捨てるべきなのです。

私自身、職業柄、様々なセミナー・研修に参加された方々からお話を伺うのですが、ヒトは、インプットを受け入れられる精神状態のときに効果の高い学びを得られるのです。

ですから、他人様から嫌々聞かされた話や会社から強制的に行かされたセミナーでの話は、殆どインプットされないのです。

インプットされるとしても、そのインプットされた内容に反抗するためのインプットなのです。

反抗のアウトプットのためにインプットするのです。

他人は人を変えられない。

では、人事評価制度(人事考課)で人材を変えることはできるのでしょうか?

人事評価制度(人事考課)で人材を変えられるとしたらそれは、その人材にとって「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えることができるためでしょう。

そうです!
人事評価制度(人事考課)は、働く人にとって自分ごとなのです。

ですから、
・クリアすべき具体的なハードルを設定する
・具体的な評価項目にする
・具体的な評価基準にする
ことが必要なのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」では、以上の要件を満たすために創りこみします。

あなたの会社の人事評価制度(人事考課)はいかがですか?

【参考情報】人事評価制度とは?

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