0116回:カンタンすぎる人材育成とは?

今回からは、カンタンすぎる人材育成について解説します。

人事評価制度(人事考課)の目的は、人材育成であることはご存じですね。

もちろん、一般的な人事評価制度(人事考課)の場合は、人材育成など程遠いでしょうが、「カンタンすぎる人事評価制度」は、人材育成のツールですから。

なーんにも考えていないお気楽なボンクラ社長以外が経営する企業において、人材育成・社員教育は非常に重要ですね。

極論を言いますと、人材育成が果たせない企業の発展はあり得ないでしょう。

なぜなら、企業を動かしているのは人材だからです。

では、その人材育成は難しいのでしょうか?

実は、「カンタンすぎる人事評価制度」を活用すれば人材育成はカンタンなのです。

ただ、とっても一つ難しいことがあります。
それは、運用です。
どんなにカンタンに使える機械を保有していても使わなければ、役に立ちませんね。

例えば、あなたが家事の洗濯担当の場合(社長であっても家事くらいはこなしましょう)高性能の全自動洗濯乾燥機が設置してあっても使用しなければ、宝の持ち腐れとなります。

全自動洗濯乾燥機でしたら、モノですから、存在をいつも認識しているため比較的使いやすいのですが、これば、モノではなく、眼に見えない仕組みの場合は、つい、使い忘れてしまうのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、人事評価制度の中では、これ以上ないくらいに使いやすい人事評価制度です。(当社における人事評価制度の比較)

しかし、カタチがありませんから、日頃は視えないので、ついつい、存在を忘れてしまうのです。
それを防止する意味も込めて「評価表」を社内に掲示しておくように指示させていただいているのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、とにかく運用が非常にカンタンですから、とにかく使っていただきたいのです。

このように説明すると「使うといっても、年一回の評価時に使うだけですよね?」と、質問されそうですが、違うんです!!!

人事評価制度を年1回だけ(若しくは年2回の証書支給時を含めて年3回)使用するなんてことは、あまりにももったいない。

一般的な人事評価制度の場合は、元々、そのような仕組みですからそれでよいのかもしれませんが、「カンタンすぎる人事評価制度」は、使ってナンボなのです。

日々使ってください。

では、どのように使うのか?
人材育成ができるのか?

まずは、評価項目の最高得点(通常は5点)を獲得するためにはどのようなことをやるべきなのかの実施計画を立案する必要があるのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」の「評価表」における各評価項目の最高点数である5点の評価基準は、会社が人材に求める成果のハードルの一つなのです。

そのハードルを越えるための実施計画の立案が必要となるのです。

実施計画の意味は解りますよね?

実施計画とは、
・いつ
・どのようなことやるのか
を予め計画することです。

この実施計画の立案が、目標達成の可能性を高めるのです。

皆さんも経験がありませんか?

例えば、半年後に7キロ痩せるという目標を立てた場合、実施計画を立案せずに、漠然と7キロ痩せる目標を立てただけの場合は、まぁ、ほぼ達成できないでしょう。

しかし、次のような実施計画を立案した場合、達成が近づくと思いませんか?
半年後に7キロ痩せるための実施計画の例をみてみましょう
・毎朝、3キロウォーキングする
・毎週、月、水、金はジムで1時間運動する
・午後8時以降、食べ物は口にしない
・夕食は、炭水化物を極力控える

以上の実施計画を立案することにより半年後に7キロ痩せる目標が近づくと思いませんか?

また、目標達成活動では、効果が表れてくると真剣に取り組む傾向があるのです。

お恥ずかしいお話し、私も8年ほど前に10月から翌年の3月くらいの約半年間、毎朝、5キロ走る・ウオーキングを欠かさず実践していました。
出張が多いのですが、出張先でもしていました。
或るとき、ソウルに行ったときは外は雪で走れなかったので、高層ビルの階段を昇り降りしていました。
しかし、悲しいことに1キロも痩せられなかったのです。
で、7か月目に挫折。
この半年間、少しでも効果が出ていれば、続けられたのでしょうが、全く効果が出なかったので残念な結果になりました。
ある方に言わせると、もう少し続けていれば効果が目に見えて表れてきたと思いますよと言われたのですが後の祭りでした。

あなたの会社で人材育成する場合は、少しづつでもよいので目標に近づいていることを実感できるような仕掛けが必要なのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」の評価項目の最高点を獲得するためには、実施計画の立案が必要であり、その実施計画を運用しながら、最高点獲得に近づいていると感じられることが必要なのです。

次回は、では、その実施計画をどのように策定していくのかを説明していきたいと思います。

人事評価制度を活きた制度として徹底活用するためには必要なことです。

【参考情報】人事評価制度とは?