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2025.4.28

人事評価制度

「品質」の意味とは?

品質とは、「品=ヒトの品」、「質=作業の質」なのです。

皆さんは、「品質」について考えたことありますか?

私も製造業に就いていた経験から、
「品質管理」については、知識を保有していますし、
「品質マネジメントシステム:QMS:ISO9001」の
主任審査員として2名から数万人規模の企業に至るまで
1700回以上の審査を経験させていただいている関係上、
ある意味、「品質管理のプロ」と定義される場合もあります。
品質管理
ただ、ここでの「品質」とは、
「品=ヒトの品」:品のある行為が出来ているのか?
「質=作業の質」:仕事の出来栄えのレベルは高いのか?
と、言うことです。

このようなことを考えるコンサルタントは、
他にいないと思いますが、
人事評価制度、いや、人事管理上、
「ヒトの品」と「作業の質」は、非常に重要だと思います。
考える
職業や職務に貴賤はありえないというのが
私の考えですが、
振舞いや、職務遂行方法には、
貴賤はあり得ると思います。

例えば、相手の弱みに付け込み商品やサービスを売りつけること。
これは、顧客のリスクを煽り保険を売ることではありません。
保険は社会に必要な仕組みであり、
無くてはならないリスク管理のツールです。

では、
「相手の弱みに付け込み商品やサービスを売りつける」とは、
どのようなことなのでしょうか?
それは、ここではお伝えしかねるので
あなたご自身で想像してみてください。
ただ、実際の存在しており、
そのような「品の無い行動」をしている会社もあるのです。
(オレオレ詐欺や特殊詐欺も同じですね)

「品質」である、「ヒトの品」と「作業の質」に
話を戻しましょう。

社長として、社員にしてほしくない振舞いとしては、
この「品の無い行動」・・。
いわゆる下品な行動ですね。

社員・人材にしてほしくない下品な行動とは
・嘘(うそ)をつく
・会社のお金をチョロまかす
・勤務時間中に会社や上司の悪口を言う
などでしょうか。
ごまかす
「嘘(うそ)をつく」「会社のお金をチョロまかす」は、
下品な行動というか、論外ですが、
「勤務時間中に会社や上司の悪口を言う」ことは、
下品な行動なのでしょうか?

正直、「下品」とまでは言えませんが、
決して、ほめられない行動であり、
多くの会社の服務規律違反と言えましょう。

よく考えてみてください。
勤務時間中と言うことは、
人材にお給料を支払っているのです。
要するに会社側・社長側は、
人材にお給料を支払いながら、
その人材は、会社や上司や社長の悪口を言うのです。

例えば、給与が25万円の人材の場合、
1秒当たりのお給料は、0.4円です。
その人材が、会社、上司、社長の悪口を
5分にわたり言っていた場合、
人件費は120円です。

要するに社長からみると
「私の悪口を言ってくれてありがとう。ハイ120円ね」と
渡しているのと同じなのです。
ホント、バカバカしいというか、下品な行動です。

私は、何も会社、上司、社長の悪口を言うな!ではないのです。
これらの悪口は、勤務時間外の
いわゆる居酒屋トークにしてくださいということですね。

とにかく
品の無い行動は慎んでほしいのが経営者の本音であり、
人事評価制度の評価項目においても
設定が必要なのかもしれません。

また、「質=作業の質」については、
作業の出来栄えだけではなく、
作業時間も重要な要素です。

私も25年位前までは
「遅いことならネコでもやる」と
今では、ハラスメントとも取られかねない
発言を人材にしていました。

でも、これは、ハラスメントでもなく
社会人としては、当たり前のことですね。
逆に、ネコが大好きな私としては、
ネコに失礼と思えます。

以上のことから、
理想的な人材とは、
下品な行動をしない・・・要するに
・嘘(うそ)をつかない
・会社のお金をチョロまかさない(当たり前ですが!)
・勤務時間中に会社や上司の悪口を言わない(時間外ならOK!)
・決められた時間内で良い作業を完成させる
とうのが理想的な人材・・・じゃなく、
当たり前の人材なのです。

では、人事評価制度から少し離れて、
自社の人材ではなく、
自社以外の
自社の周りの人材で考えてみましょうか
考える建設作業員
当社は、まず、他では、お目にかかることできない
人事評価制度である「カンタンすぎる人事評価制度」や
その企業のためだけのフルオーダーメイドの
「カンタンすぎる賃金制度」についての
「カンタンすぎる人事評価制度・賃金制度勉強会」を開催しており、
開催回数も現時点で約190回と、
自主開催のセミナー・勉強会としては、
ありえない開催回数・集客をしてきたと自負しております。

このような事情・実績から
同業者から非常に興味を持たれているようです。

その「カンタンすぎる人事評価制度・賃金制度勉強会」は、
お申し込みフォームに
「ご同業者様、コンサルタント、
社労士、行政書士の方の
お申込みはご遠慮いただいております」と
表記してあります。

要するに
同業者に対して、
「カンタンすぎる人事評価制度」や
「カンタンすぎる賃金制度」の情報を
わざわざ伝えたくないからです。

しかし・・・、しかしです。
どうしても、同業者の方からの
参加申し込みがあるのです。
申込
この、同業者の方からの参加申し込みの方からの

申込方法が2種類あります。

1種類目:
堂々とご自分の身元を明かし、
同業者である旨を伝えてきて、
「興味があるので参加したい」
「学ばせてほしい」と、
申込される方。

このような方には、
余程、バッティングする方以外は、
当方も気持ちよく、
「今後、情報共有していきましょう」と
ご参加いただくのです。

この「1種類目」の堂々とご自分の身元を明かして来られる方は、
大手のコンサルティング会社の方が多い傾向です。

問題は2種類目です。

一般の企業の人間に成りすまして
ご自分が当社の同業者であることを隠して
参加されるのです。

私たちは、非常に悲しいです。
そして、そのような方々こそ、
「品質」の「品」がないと思うのです。
下品の行動とまでは、表現しませんが、
決して、品のある行動ではないですね。
「なりすまし」ですから。

そして、そのような参加者こそ、
ZOOM講習の場合、
カメラをONにされません。
カメラを切った状態で
ご自分の顔を出さずに参加されます。
なんか、悲しくて残念ですね。

あなたの会社の人材は、
「品」のある行動をしていますか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

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執筆者 山本昌幸プロフィール:
人事制度(人事評価制度、賃金制度)指導歴28年超の専門家、特定社会保険労務士。「人事制度(人事評価制度・賃金制度)セミナー・勉強会」の講師を180回以上務め、社長・経営層の延べ受講生1900名以上。
自らの約10名の従業員を雇用する組織の経営者。
商業出版書籍
「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本 (忙しい社長のためのビジネス絵本) 」(同友館)
「今日作って明日から使う中小企業のためのカンタンすぎる人事評価制度」(中央経済社)
「従業員のための人事評価・社長のための人材育成」(同友館)
「人手不足脱却のための組織改革」(経営書院)
「『プロセスリストラ』を活用した真の残業削減・生産性向上・人材育成実践の手法」(日本法令)等

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