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2021.3.10

人事評価制度

128回:ほったらかしにしないこと

今日は、火曜日ですね。
沖縄へ一泊二日でトンボ帰りして、今日は、名古屋です。

本日、また一社、「カンタンすぎる人事評価制度」のコンサルが決まりました。
ありがたいことです。

さて、今日のテーマは、「人事評価制度をほったらかしにしない」です。

既存の一般的な人事評価制度の問題点として
1 そもそも人事評価制度が完成できない
2 そもそも人事評価制度が運用できない
がツートップです。

割合で行くと、「1」が20%、「2」が80%でしょうか。

ただ、この既存の一般的な人事評価制度の問題をクリアし、めでたく完成、そして、何とか運用と相成っても、ほったらかしにしたのであれば成果は限定的です。

それは、「カンタンすぎる人事評価制度」でも同じようなことが言えます。

もちろん、「カンタンすぎる人事評価制度」は、従業員さんへの要求力量のハードルや、到達点を明確にして、評価基準も明確にしますので、一般的な既存の人事評価制度よりは、例え、ほったらかしておいても成果は出やすいのは事実ですが、それでも、ちゃんと管理した方が成果がことごとく違ってきます。

私は、マネジメントシステムの専門家ですから常にプロセス管理の重要性を意識し、事象の根拠がナニかを考え、PDCAを意識しています。

では、人事評価制度が完成して、なんとなく運用はしているけど、明確な管理をしていない状態というのはどういうことなのでしょうか?

私が常に主張しているのは、人事評価制度は、人材育成のツールであり、組織の目的達成のためのツールであること。

既存の一般的な人事評価制度のように人材を評価すること自体が目的であれば、人事評価制度完成後に、放置しておいても全く問題ありません。

例え、放置しておいて、一年後に悪い評価がついたとしてもその人材にとっては、自業自得であり、組織には責任はないというスタンスです。

しかし、「カンタンすぎる人事評価制度」のように人材育成が目的であり、さらに、育成された人材が能力を発揮することにより組織の目的を達成するのであれば、人材に何とか高評価を獲得してもらわなくてはならないのです。

では、人事評価制度(人事考課)において、人材に高評価を獲得してもらうためには、どのようにすれば良いのでしょうか?

正直、既存の一般的な人事評価制度では難しいのですが、「カンタンすぎる人事評価制度」においては、それこそ、カンタンなのです。

要は、管理すればよいのです。

もう少し詳しくすると管理・運用すればよいのです。

間違っても、新年度の4月1日から向こう一年間の人事評価として「カンタンすぎる人事評価制度」を活用する場合でも、4月1日の段階で、「この内容で人事評価を行うので一年間頑張ってください!」では、高評価を獲得できる人材は、せいぜい10%くらいでしょう。

この上位10%の人材は、上司がとやかく言わなくても自ら努力・活動できる人材です。

もったいないのは、中間層の80%の人材です。

この80%の人材に対しては、「カンタンすぎる人事評価制度」を導入のうえ、会社側が、最高評価の「S」や、その次の「A」を獲得できるような管理をしてあげることにより「S」や「A」を獲得できるのです。

ごめんなさい。

中間層の80%全員が、「S」や「A」を取ることはできませんが、80%のうちの半分は「S」や「A」を獲得することが可能なのです。

ということは、上位10%の人材と合わせて全従業員の半数の50%が「S」や「A」を獲得することができるのです。

そうなれば、組織の目的も達成できますし、なんといっても、企業業績がアップして当たり前ですね。

ですから、何としても、半数の人材に「S」や「A」を獲得してもらいたいのです。

そのためには、管理が必要なのです。
“管理”とは、PDCAを廻すことが必要なのです。

そのためのツールが、私が、「カンタンすぎる人事評価制度」のコンサル先に提供している「高評価獲得シート」なのです。

最近では、「評価表」や「昇級計算シート」と連動させた「高評価獲得シート」を策定しましたので、より使いやすくなりました。

この「高評価獲得シート」を活用して、人材を管理するのです。
その管理で重要なのが、面接です。

私は、最低でも年に4回(三か月に一度)は、個人面接をするように推奨しています。

この個人面接こそがPDCAの「C:検証」なのです。

年に4回個人面接するということは、PDCAを年に4回廻すことになります。

仮に毎月、個人面接するのであればPDCAを年12回廻すことになります。

多くの企業では、個人面接をしていない企業も多く、していてもせいぜい、年1回です。

年1回ということは、チェック(C:検証)も年一回ですから、人事評価で、高評価など獲得することは非常に困難なのです。

そこで、最低年4回実施していただきたい。
可能であれば、毎月(年12回)実施していただきたい。

PDCAの「A」は、ナニか覚えていますか?

「A」とは、Act。
処置や改善のことです。

チェック(C:検証)の結果、改善(A)するのですから、個人面談を年4回実施するということは、改善の機会が年四回あるということになります。

毎月、個人面接を実施するのであれば、改善の機会がなんと年十二回です。

年1回の個人面接をしている企業に比べて、十二倍も改善の機会があるのです。
これはすごいことです。

これは、有益な個人面接をしない手はありません。

あなたの会社でもぜひ、有益な個人面接を実施して、人事評価制度でより成果を導き出してください。

【参考情報】人事評価制度とは?

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