今日は、マネジメントシステム審査の後に事務所に戻り、所員全員でミーティングを行いました。

以前は、毎週月曜日に小ミーティング、月初に通常ミーティングを実施していましたが、私が多忙を極めるのと同時にフェードアウトしてしまいました。

それでも、私抜きでしばらく続いていたようですが、私が出席できないのであれば、あまり意味がないといつしか実施しなくなってしまったようです。

人事評価制度（人事考課）の指導をしている専門家として、自組織のミーティングを実施していないのは少々お恥ずかしいのですが、心を入れ替え、今日から再開します。

本日のミーティングでは、「カンタンすぎる人事評価制度」の動向、人事評価制度の今後の展開を私の方から伝え、皆の方からは、士業の現状報告と今後の展開の提案がありました。

私も、士業の分野に最低限、関わっているので或る程度のことは把握しておりますが、担当者がどのように考えているのかを把握するよい機会でした。

やはり、マンツーマンで行う面談と全員が参加するミーティングとでは発言や立ち位置も異なりますので。

その中で非常に嬉しかったことは、従業員一人一人が、いろいろ、事務所のことを考えていてくれることでした。

「カンタンすぎる人事評価制度」では、如何に他人ごとと思えてしまうことを自分ごととして捉えてもらうのかを説いていますが、自組織ではそれが或る程度出来ていることが良かったです。

人事評価制度（人事考課）においては、良い傾向です。

他にも助成金への対応や外国人関係業務に話し合いました。

私の事務所では、皆がそれぞれ担当を持ち、責任を持ち業務処理にあたっていてくれるので私自身非常に助かっています。

さて、来週の木曜、金曜（祝日）は、名古屋にて「カンタンすぎる人事評価制度 二日間合同コンサル」が開催されます。

参加企業も確定し、これから参加される方々に配布する文書等の準備となります。

当初は、「参加される方を集められるのか？」と不安もあり、加えて今回の新型コロナウイルスの件もありましたが、
無事開催することができます。

参加される企業の方々にご満足いただけるよう、私を始め、事務所が一丸となり準備を整えたく思います。

その準備のために、「カンタンすぎる人事評価制度」を運用するためのツール・文書等がありますが、今回、「高評価獲得シート」を刷新することになりました。

「カンタンすぎる人事評価制度」は、人事評価のツールではなく、人材育成のためのツールであることは、くどいくらい申し上げていますが、そのことを裏付けるツールが「高評価獲得シート」なのです。

一般的な人事評価制度（人事考課）では、評価基準を策定しなかったり、非常にあいまいであったりします。

それどころか、公表もしていないことも多いです。

その点、「カンタンすぎる人事評価制度」では、ナニが出来ればよい評価がもらえるのか、最初に公表してしまいます。

ですから、従業員さんからすると「回答の解っているテストを受けるようなもの」なのですが、「高評価獲得シート」を活用したからと言って回答が実現できるわけではないことも理解できます。
やはり、人材へのサポートが必要でなのです。

「カンタンすぎる人事評価制度」の大きなメリットは、とにかくシンプルに簡単に運用できることです。

「カンタンすぎる人事評価表」は、小学生でも評価可能な評価基準を策定するので確かに評価自体は非常にラクなのです。

では、人材育成は？　と言いますと、評価とは別に「高評価獲得シート」の運用が必要になります。

人事評価制度の運用で一番やってはいけないことは、評価項目と評価基準を公表しておいて、ほったらかしにすることです。

「はい、これが評価項目と評価基準だから頑張ってねぇ～」

では、ダメなのです。

これで、がんばって、最高評価を獲得できる人材は、上位10％なのです。

しかし、「高評価獲得シート」を運用し進捗管理することにより中位80％のうちの人材の中から最高評価を獲得できる人材が、多く輩出する可能性が高いのです。

その非常に使うことに意義のある「高評価獲得シート」。
それをエクセルで「評価表」と連動させることにより刷新したのです。

これで、評価項目と評価基準が「高評価獲得シート」に自動的に反映され、進捗管理した際の達成度の状況も自動計算されることになります。

まぁ、あくまでエクセルのシートですからそれほど多機能ではありませんが、「高評価獲得シート」が運用しやすくなったのは事実でしょう。

次回の「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」でご披露しようと思っています。

【参考情報】人事評価制度とは？