ブログ
BLOG
この時期は人事評価制度(人事考課)への需要が高まる時期?
今日は2月20日(木)。
昨日は、東京で「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」でした。
昨日の東京セミナーでは、先月の札幌セミナーに続いて嬉しいことが。
それは、開始時刻の午後1時30分まえに全員が会場にいらっしゃったことです。
もちろん、当日キャンセルも前日キャンセルもありません。
昨日は、満席のお申込みを頂いていたのでドタキャンの方がいらっしゃった場合、キャンセル待ちの方に申し訳ないと思っていたのですが、全員いらっしゃいました。
いや、お申込みが無い方で突然、会場にお越しいただいた方もみえました。
非常に嬉しいのですが、少々困ってしまったことも事実です。
なぜなら、机が足りない。
昨日は満席で机の数も全部使用していましたので、急遽、受付用に使用していた机を準備し対応させていただきました。
それにしてもこの「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」、昨日の東京も来週の名古屋も3月9日の福岡も満席でキャンセル待ちが出ています。
新年度を控えた時期的なものかもしれませんが有難いですね。
3月16日には沖縄セミナーもありまだ、表立っての募集はしていないのですが、こちらも満席が予測されます。
やはり、新年度は、人事制度・人事評価制度(人事考課)への需要が高まる時期なのでしょうか。
ただ、その需要というか「人事評価制度を活用しよう!」という意気込みはいつまで続くのでしょうか?
せっかく新年度から人事評価制度(人事考課)を導入して活用しようと思っても二か月後にはとん挫。
いや、そもそも、その人事評価制度が進捗管理をするような仕組みでない場合(ほとんどそうだと思いますが)、新年度の4月に導入して、ほったらかしておいて、翌年の3月には「あれ、どうなっているんだろう?」「残念!低評価!」となってしまうのでしょう。
これは、誰が悪い訳ではなくその人事評価制度が悪いのです。
強いて言えば、そのような人事評価制度の導入を決めた方が悪いのです。
そもそも進捗管理をしない人事評価制度などは、運用しない方がマシでしょう。
また、この事例の場合、2月に人事評価制度の導入を思い立ち、二か月後の4月から導入できた事例ですね。
結果、導入は出来ても運用は出来なかったのですが。
でも、この企業はまだマシかもしれません。
いや、どちらがマシか。
目くそ鼻くそかもしれません。
スミマセン。汚い言葉ですね。
なぜ、この企業は未だマシなのか。
既存の一般的な人事評価制度の場合、策定に最短でも半年かかりますから2月に人事評価制度の導入を思い立っても二か月後の4月から運用など不可能です。
しかし、この企業は一応導入出来たのですから。
その点、「カンタンすぎる人事評価制度」は、一日で策定出来ますし、職能資格等級制度や賃金制度を導入や全面改定しても一か月で策定出来ますからまだ間に合うのです。
新年度から運用したいのは人事評価制度に限りません。
組織の改善が出来る仕組みであればぜひ、新しいことに挑戦してみてください。
いや、新年度にこだわる必要性は全くありません。
いつからでも導入できるのです。
早いに越したことはありません。
社長の言ってはいけないセリフの代表格が、「ウチの会社は特殊だから」
これについては、書籍でもブログでも説明済みですので省きますが、もう一つ言ってはいけないセリフが。
「キリの良いところで」
要は、今すぐやるのではなくこの先の区切りの良い時期から始めようということです。
このようなボンクラ経営者だと社員は困ってしまいますね。
何かを始めるにあたって、「遅すぎる」ということはあり得ませんが、機会を逸することは確かにあるのです。
同じ手間暇、費用を掛けたとしても時期が異なることにより効果が半減する場合もあるのです。
これは、もう、お金では賄えない失態です。
しかも、経営判断の失態と言えます。
だから「ボンクラ」と表現したのです。
確かに経営判断として慎重に判断しなくてはならないことも多々あります。
ただ、「キリの良いところで」は、慎重に判断することではなく、判断を先送りしているだけなのです。
この“先送り”が効果を半減させたり場合によっては、致命傷になるのです。
あなたはこのような経営者として言ってはいけないセリフは使わないようにしてくださいね。
経営者はあまりにも決定すべきことが多すぎて、
・判断を先送りしたい
・誰かに判断してもらいたい
・誰かに背中を押してもらいたい
など、考えることを否定はしませんが、これらの考え方と疎遠になればなるほど経営が良い方向に向かうことを認識してください。
私は、決して、いい加減に思い付きの経営判断をしてくださいと言っているわけではありません。
機会を逸するな!
これです。