ブログ
BLOG
今日は、2020年1月17日金曜日ですね。
1年4か月ほど前の2018年9月13日から先月まで「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」を延べ33回開催してきました。
そして、今月、3回実施しますので36回。
その後、確定している回数を含めますと3月9日の福岡セミナーで41回となります。
思えば、2018年9月13日の第1回目のセミナーのご出席者は3名。
申込みは6名あったのですが、当日キャンセルが3名あり、実際にご出席いただいたのは3名でした。
その後、2,3回のうちの1回は満席となり、キャンセル待ちが出た回数もいくつもあり、現在に至っています。
セミナーを開催する者としては非常にありがたいことです。
ご自分の時間と費用を使いセミナーにお越しいただく方は人事制度・人事評価制度(人事考課)に興味をお持ちの方なのですが、その興味に対する知識の高低についてかなり差があります。
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」をこれだけの回数を各地で開催していますと再受講の方もチラホラいらっしゃいます。
このように
・再受講の方
・人事評価制度導入済み企業の方
・人事評価制度についてある程度知識がある方
・人事評価制度について全くわからない方
が混在して「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」を受講されますのでセミナーの内容をどの程度に設定するのかが講師としては非常に悩みます。
今日までに過去33回開催したセミナー。
2回と同じ内容のセミナーはなく、使用するテキストは同じでも(実はテキストもバージョン16になっていますが)講師として説明する内容は毎回、改善しております。
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」にご出席の方であればご存じだと思いますがセミナーの後部席にセミナー内容を検証させる人材を配置し、改善すべきことを常にチェックさせているのです。
このように、セミナー内容は改善に改善を重ねてはいるのですが、受講生の方のレベルが異なるため、どのレベルの内容を説明するのかでセミナーへの満足度が異なるのです。
私は、「セミナー屋」ではありませんので、受講生からまんべんなく高評価を得ようとは思っていませんが、受講生の方が一人でも「カンタンすぎる人事評価制度を導入してみたい」と思っていただきたいのです。
その中で、一番辛い、受講生の方からの感想は「難しくて理解できなかった」というものです。
正直、この「難しくて理解できなかった」という感想を受講後にご記入いただく「振り返りシート」に記載される方は多いときで20人のうち3,4名、少ない時でゼロであり、平均、20人中1,2名なのですが、それでも、講師としては残念な想いです。
私は、講師を生業としていませんが、講師歴も長いので、どのようにでもセミナー内容を設定できます。
ですから、人事制度・人事評価制度、カンタンすぎる人事評価制度について易しく・簡単に説明することは可能なのですがそうしますと、再受講や人事評価制度導入済み企業の参加者の方にとって、セミナー内容に不満が出てしまうのです。
そんなこともあり、「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」を
・入門セミナー
・プレミアムセミナー
の二種類に分けて開催したこともあるのですが、どうしても、プレミアムセミナーの参加者が少なくなってしまいます。
セミナーを開催する場合
・セミナー内容のレベリング
・集客
これは、本当に難しいですね。
ただ、一つ嬉しいことが。
今月28日に私の9冊目の著作である「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本」が商業出版されますのでこの本をセミナーテキストに使用することでセミナー内容を一定に保つことができるのです。
あくまで、本の内容をわかりやすく説明することでセミナーレベルが一定に保てます。
そして、本、特に今回の本は、ハードカバー本ですから、単なるセミナーレジュメとして扱われることなくセミナー受講後に読み返していただける可能性が格段に高まります。
この本を読み返していただければセミナー受講直後に「難しい」と感じても必ず、理解できると思います。
また、この本は、感覚的に理解していただくためにページの約半数はイラストと要約文で構成されていますので、セミナーテキストとしても非常に理解しやすいのです。
セミナーの場では、実際に本に掲載されているイラストと要約文をパワーポイント資料として映してセミナーを進めていきますので頭に入りやすいと思います。
とは言え、私のことですから毎回、説明する内容を変えていくとは思いますが、それは、セミナーの改善ですのでお許しください。
今日もやるべきことが山積です。
でも、楽しいことが殆どです。
やるべきことがたくさんあるということは、本当にうれしいことなのです。
人材が「うれしい」人事評価制度(人事考課)が最高ですね。