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カンタンすぎる人事評価制度 気ままブログ59回
昨日は、「カンタンすぎる人事評価制度!」と「他の一般的な人事評価制度」「私:山本」と「一般的な人事評価制度コンサル」の違いについて勝手気ままな、手前味噌のことを書きました。
なぜ、このようなことになるのか? ですが、
カンタンすぎる人事評価制度 = 人材育成・目的達成のツール
他の一般的な人事評価制度 = 人材を評価のためツール
私こと山本 = 原因追及コンサルタント → 目的達成を指導する
一般的な人事評価制度コンサルタント = 人事評価制度の導入を指導する
ですから、「カンタンすぎる人事評価制度」は、人事評価制度(人事考課)というよりは、人材育成や目的達成のために開発されたツールなのです。
そして、開発者であり、指導者である私(山本)は、人事評価制度コンサルタントというより何らかの目的を達成するためのコンサルタントなのです。
1600回を越える、マネジメントシステム審査を実施してきた経験から経営上の多くの成功企業を視てきました。
そして、その成功企業においてもヒドイ状態の人事評価制度をたくさん視てきたのです。
既に成功している企業ですからまともな人事評価制度を導入すればさらに成功できることは予測がつくのですが、なぜか、その問題ある人事評価制度(人事考課)がそのまま置き去りなのです。
まぁ、経営が上手くいっているから、それでヨシ としているのでしょうが、それでは、ボンクラ経営と言われても仕方ないですよね。
中小企業において、このようなボンクラ経営をしていたら命取りになります。
経営が上手くいっているのは、たまたまかもしれません。
まさに「できた」「儲かった」の状態です。
本来であれば、意図的に「できる」、意図的に「儲ける」が必要なのです。
そのために非常に重要なツールこそが人事制度であり、人事評価制度(人事考課)なのです。
いかがでしょうか?一般の人事評価制度コンサルタントからこのような話を聴いたことがありますか?
恐らく無い、若しくは、稀だと思います。
私にとっては、人事評価制度は、組織の人材育成・目的達成・改善のツールであることは明白なのですが、一般の人事評価制度コンサルにとっては、人事評価制度は、あくまで人材を評価するためのツールなのです。
百歩譲って、人材を評価するためのツールだとした場合、なんで、あんなに抽象的な評価項目と評価基準なのでしょうか?
評価を目的としても使い物にならないですよね。
このことは、飲食店で例えるなら、「当店は、海鮮料理がウリです」といいながら、刺身のメニューが「しめ鯖」しかないようなものですよね。
あと、一般的な人事評価制度は、なんであんなに複雑なのでしょうか?
私も自身が開発した「プロセス人事制度」は、充分に複雑ですが、それは、それで目的があるので複雑にせざる得ないのです。
それに比べて、一般的な人事評価制度は、評価が目的なのですからあまり複雑にする必要性を感じないのですが。
なぜ、そうなのでしょうか?
一つ考えられることは、コンサルタントが複雑にしているのではないか?
ということです。
ヒトは誰でも、自分が携わっていることを高度なこととPRしたいがためにあえて、高度な表現や複雑な表現にしてしまう場合があります。
本来、プロの講師・コンサルタントは、複雑で難しいことを簡潔明瞭に説明できることだと思うのですが。
ですから、「カンタンすぎる人事評価制度」のようなシンプルな人事評価制度をあえて開発したのです。
もし、難しく複雑な仕組みである場合、それを理解していただくためには、簡潔明瞭に説明できないとプロとは言えませんね。
とは言うものの私自身もつい難しい説明をしてしまうことがあるので反省です。
自分では、当たり前のことであってもそれを始めて耳にする方にとっては理解できないこともあると思うのです。
毎月のように開催している「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」においてもその難しい内容を説明してしまい、参加者が理解できないこともあるようなのです。
私の場合は、常にセミナー内容をモニタリングさせていますので内容に問題があれば、即刻、修正し、次の開催では内容をより分かりやすく修正しています。
ただ、参加者が異なるので私の難しい説明を聴いた受講生の方には申し訳なく思います。
明日からは、日々の業務をこなしつつ、出版記念セミナーの準備や二日間合同コンサルティングの準備をしていこうと思っております。
皆さんも、新年あけて、そろそろエンジンがかかってきたのではないでしょうか。
わたしは、年末年始も全開だったので今も、エンジン全開です。
今日は、ここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
カンタンすぎる人事評価制度 開発者
あおいコンサルタント株式会社 山本昌幸