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カンタンすぎる人事評価制度 気ままブログ50回
1月28日に出版される「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本」のプロモーションの準備等でやるべきことが山積なのです。
昨日は、「人事評価制度が50分で理解でき、1日で完成する本」の紹介ページを「労働時間.com」に作製していました。
私はあくまでホームページ作成のプロではありませんが作製しだすと、気になる箇所がどんどん出てきてしまい手直しの連続なのでいい加減にしないといけませんね。
以前も書きましたが、私自身、様々な会社の人事制度・人事評価制度(人事考課)を視てきました。
なぜ、「視てきました」ということが出来るのかの一番の要因は、マネジメントシステム審査の経験です。
過去20年以上、マネジメントシステムの審査を1600回以上実施してきて、その中で力量担保の項目を確認するために受審企業の人事制度・人事評価制度・人材育成等の仕組みを確認してきたのです。
これは本当にありがたいことです。
例えば、「私は、人事評価制度の指導経験が100社あります」としたところで、その100社に対しては自分流の人事評価制度の仕組みを構築することが殆どです。
もう少し要約して表現しますと、ほぼ同一の仕組みの人事評価制度を100社に指導したに過ぎないのです。
その点、利害関係の無い、企業への1600回以上の審査経験では、本当に様々な人事評価制度にお目にかかることができ、私のように28年超の人事制度・人事評価制度の専門家であっても「こんな仕組みがあったのか!」「この評価方法は参考になるな」など、学びの機会として非常にありがたいのです。
この学びの機会となるために大嫌いな審査業務を続けているのです。
今まで、マネジメントシステム審査で得てきた人事制度・人事評価制度の生の知識を徹底的に活用して、日々の人事制度・人事評価制度の指導に当たらせていただいていますし、これらの知識・経験を基に「カンタンすぎる人事評価制度」や「プロセス人事制度」を開発できたのです。
私は、社会保険労務士としても28年以上の経験がありますが、この社会保険労務士の経験では、「カンタンすぎる人事評価制度」や「プロセス人事制度」の開発どころか、このような人事制度・人事評価制度について、思いつきもしなかったと思います。
ですから、「カンタンすぎる人事評価制度」や「プロセス人事制度」は、マネジメントシステムの専門家として開発した仕組みなのです。
最近のブログで私のコア(芯)は、マネジメントシステム であることを説明しました。
過去8冊の商業出版著作も今回商業出版される著作もすべて、マネジメントシステムがコア(芯)になっています。
わたしのコア(芯)が、マネジメントシステムであるからこそ、自分自身ブレずに仕事が出来ており、執筆できていると自負しています。
今後もマネジメントシステムの審査を通じて様々な企業・組織の人事制度・人事評価制度(人事考課)を確認させていただき、それらをインプットに人事制度・人事評価制度(人事考課)改善プロセス・開発プロセスを経てより良い人事制度・人事評価制度(人事考課)をアウトプットしていきます。
マネジメントシステムの主任審査員としては、現在の私の年齢でもまだまだ若手であり、私が審査を始めたころ、主任審査員に昇格した20年近く前は、35歳ほどの主任審査員は、全国でも非常に珍しく、受審企業への審査初日に、受審企業の担当者が私の顔を見るなり、面食らった表情をされたことは数知れず。
正直、「こんな若い審査員で大丈夫か?」と不安そうな顔も幾度もされましたが、それをいい意味で裏切る心地良さ!
いざ、審査が始まりますと審査チームリーダーとして審査業務に徹する私を見て、受審企業側の態度がみるみる変わっていくことが非常に心地良かった覚えがあります。
ただ、何度も説明していますようにこのマネジメントシステム審査。
非常に気を遣うので、私は大嫌いな業務なのです。
でも、人事制度・人事評価制度(人事考課)コンサルタント・専門家としてこれ以上の知識の仕入れの機会はありませんので審査を止めることはできないのです。
これらの審査経験は人事制度・人事評価制度(人事考課)の知識の仕入れだけではなく、
・運送業へ審査する場合の事故削減の知識の仕入れ
・建設業へ審査する場合の安全管理や
創意工夫項目、実行予算管理、施工管理などの知識の仕入れ
・製造業へ審査する場合のQCの知識、改善の知識の仕入れ
・サービス業へ審査する場合のクレーム対応知識の仕入れ
など、数え上げたらきりがないほどの学び・インプットが存在しているのです。
大変失礼な例えで、申し訳ないのですが、年配のマネジメントシステム審査員の場合、審査すること自体が目的であり、アウトプットする機会(指導する機会)が無い方が殆どですので、
「審査から学び取って咀嚼し活用する」という考えに至っていないのが現実なのです。
ただ、私はおかげさまで活用する場・アウトプットする場(指導・コンサルの場)がたくさんありますので、審査での学びが非常に重要なのです。
本当にありがたいことです。
今回は、ここまでにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
カンタンすぎる人事評価制度 開発者
あおいコンサルタント株式会社 山本昌幸