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今回も前回に続き「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」で伝えきれないことを脇に置きます。
今日は、愛知県庁への官署協力です。
以前も官署協力について取り上げましたね。
今日は9時30分に始まり終了予定は16時です。
内容としてはあまり詳しくは申し上げられませんが、許認可関連業務の受付審査です。
仕事への緊張度としてはかなり緩いので気分的には明るいです。
この仕事の緊張度。
私はいくつかの仕事をさせていただいておりますが、この官署協力業務以外では、主に
・セミナー(研修)講師業務
・企業へのコンサルティング業務
・企業へのマネジメントシステム審査業務
・社会保険労務士・行政書士業務
などなど。
どの業務が緊張度が高いのか?
この中で「社会保険労務士・行政書士業務」については、優秀な実務担当者がおりますので私はその確認作業だけなので、ここでは省かせていただきます。
では、
・セミナー(研修)講師業務
・企業へのコンサルティング業務
・企業へのマネジメントシステム審査業務
の三つの業務の中で一番、心労を伴うのは何かと言いますと、「企業へのマネジメントシステム審査業務」なのです。
これが一番心労を伴います。
というか気を使います。
15年以上前まで、マネジメントシステム審査業務を担当する審査員は横柄な方が多かったのですが、最近では、横柄な審査員は10%くらいになったと思います。
私が、マネジメントシステム審査業務を始めたのは22年ほど前です。
その当時、私が所属していた審査登録機関に300名ほど審査員が所属していましたが私は二番目に若い審査員でした。
だからこそ、非常に気を遣うのです。
まず、受審企業にお邪魔すると受審企業の担当者の方が非常に驚かれるのです。若いので。
その当時のマネジメントシステム審査員の平均年齢は60歳から65歳くらいだったとおもいます。
その中で、30歳そこそこの審査員が行くのですから受審企業の方もびっくりされますよね。
私はもともと他人に気を遣う性質で、少々偉そうに言いますと(すみません)、気配りの人なのです。
その、ただでさえ気配りの人である私が、自分の父親(稀に祖父)くらいの審査員と一緒に審査するのですから、一緒に行く審査員にも、受審企業の方にも相当、気を遣うのです。
さらに審査業務を開始して、9か月ほどで、チームリーダーを任されるようになりましたので、私が審査チームリーダーとして、父親や祖父ほどのメンバーを従え、審査を務めるのは相当なプレッシャーでした。
しかも、そのころの審査先企業の多くは上場企業でしたのでそれは、それは・・・。
でもこれらの経験があったからこそ、人事制度・人事評価制度(人事考課)の開発やコンサルに活かされていると思います。
マネジメントシステム審査経験が無ければ、「技量・能力・力量のハードル設定」を思いつきませんでしたし、大企業・上場企業への審査経験が無ければ一般的な人事評価制度(人事考課)の欠陥にも気づきませんでした。
また、「カンタンすぎる人事評価制度」を開発できませんでした。
ですから、「カンタンすぎる人事評価制度」開発者としての今の私があるのは、マネジメントシステム審査の主任審査員としての経験があるからです。
私が主に行っている
・セミナー(研修)講師業務
・企業へのコンサルティング業務
・企業へのマネジメントシステム審査業務
の中で一番、楽しいのが、
「セミナー(研修)講師業務」です。
特に
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」の講師は、非常にやりがいがあり、楽しい業務なのです。
私が伝えたいことを皆さんが一生懸命聴いてくださる。
こんなに素晴らしい経験はありません。
ときには、メモを取りながら、ときには、私の方を一点集中で。
これは、講師を経験した方ならお判りいただけると思いますが、素晴らしい体験なのです。
レクチャーする内容が自信のない分野の場合は、「知らないことを質問されたらどうしよう」と心配になるのでしょうが、私は、原則、熟知している内容しかセミナーテーマにしないので
質問されることも非常にワクワクします。
ただ、セミナー講師をしているときは非常に楽しいのですが、その準備である、レジュメ・資料、パワポ教材を策定するのは手間のかかる作業です。
「カンタンすぎる人事評価制度セミナー」の場合は2回と同一内容はなくても、基本的な内容は同じなので、レジュメ・資料、パワポ教材を一から作成する手間はないので助かります。
では、「企業へのコンサルティング業務」とは、私にとってどのような重みなのでしょうか?
ISOコンサルについては、非常にラクです。
交通事故削減コンサルもムダな労働時間・残業時間削減コンサルも比較的ラクに出来ます。
人事評価制度コンサルについても、基本的には、心労はないのですが、一つ例外があります。
それが、「カンタンすぎる人事評価制度コンサル」です。
「カンタンすぎる人事評価制度」の指導は、正直、非常に疲れます。
社長も今まで使ったことのない脳みそを酷使しますので疲れるとは思いますが、コンサルである私も脳みそをフル回転しますので非常に疲れます。
ただ、「カンタンすぎる人事評価表」が完成したときは何とも言えない達成感があります。
仕事に好き嫌いは持ち込むのはだめかもしれませんし、優劣はつけるべきではないのかもしれませんが、心労については、正直、差がありますね。