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前回は、「働き方改革」について想うこと説明しました。
今回は、「職場は、あなたが帰る場所」についてです。
「んっ?どういうことですか?」と突っ込まれそうですね。
あなたにとって、自宅は帰る場所ですよね。
また、故郷や実家も帰る場所かもしれません。
職場(勤務している会社)も帰る場所なのです。
帰る場所とは、あなたに居場所があるのです。
もう一度書きます。
あなたの居場所があるのが帰る場所なのです。
人間は辛いこと・悲しいことがあるとき帰る場所があると救われますよね。
その救われる場所が、勤務先であり、職場なのです。
いくら人事評価制度(人事考課)で仕事をやりがいのあるものにできたとしても、仕事自体はそう甘くなく、いつも楽しいとは限りません。
正直、辛い場合も多々あります。
しかし、その「辛さ」を乗り越えたときの達成感を獲得できることも仕事をしていて良かったと思えることの一つですね。
その辛いことを乗り越えた場所も職場なのです。
そして何よりも、職場にはあなたがやるべきことがある。あなたが必要とされているのです。
話は少しそれますが、あまり褒められない企業がパワハラ等の嫌がらせの一環として出勤させて仕事を与えない という方法をとる場合があります。
これは、働く人にとって非常に辛いことです。
自分にはやるべき仕事はない。
自分の存在価値が無い。
ということを認識させるための手段ですから。
この事例からも、職場には日々処理すべきことが山積しており、常に考えなくてはならない状態、身体を動かさなくてはならない状態であることは非常に幸せなことと言えます。
ですから、現在、何らかの事情で無職の方や引きこもっている方は、これらの幸せを感じられないのでそれ自体が非常に気の毒なのです。
では、この
・自分が必要とされている:存在価値がある
という状態をどのように創るのか?
これは、
・会社側の仕組みで創っていく
・自分自身で創っていく
の2パターンが考えられますが、その二つとも人事評価制度(人事考課)でできるのです。
その人材が必要とされている状態を実現するためには、会社側がその人材に求める力量・技量を示してあげなくてはなりません。
私が、採算お伝えしている「ハードル設定理論」ですね。
その力量・技量のハードルを設定したうえで、それを評価項目として、評価基準を明確にしたうえで、評価すればよいのです。
この仕組みが「カンタンすぎる人事評価制度」です。
人材側は、「カンタンすぎる人事評価制度」の内容を理解し、会社が設定した力量・技量のハードルをどのようにしたら超えていくことができるのかを考え、実行すればよいのです。
一般的な既存の人事評価制度(人事考課)では、難しいかもしれませんが、「カンタンすぎる人事評価制度」では、簡単に実現できます。
さらに人材育成度を充実させたいのであれば以前、お話しした「PDCA育成手法」の活用が必須です。
「カンタンすぎる人事評価制度」と「PDCA育成手法」に人材自身が乗り会社にとって、いや、社会にとってかけがえのない人財を実現してください。
そのことにより会社は帰る場所が実現できるのですから。
いや、社会にとってかけがえのない人材になれるのであれば社会があなたの帰る場所になりますね! すばらしい!