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前回は、「できる」と「できた」の違いを説明しました。
今回は、「有言実行」と「不言実行」のどちらであるべきか?を考えてみましょう。
ボランティア活動などの人知れず良い行いをする場合は、「不言実行」が美しいですよね。
私たち日本人の美徳とも言えます。
「私は、こんな善い行いをしますよ」とPRしまくるのは少々、品にかけますえね。
ただ、世界の外交の場では、このような日本人の奥ゆかしさが仇になる場合もありますが・・。
では、仕事をする上というか、ビジネス上では、「不言実行」と「有言実行」のどちらが良いのでしょうか?
これは、なんといっても、圧倒的に「有言実行」であるべきです。
重要なのでももう一度書きます。
ビジネス上では「有言実行」が必要なのです。
実施に着手する前に
「私はこれをやり遂げます!」
「当社はこれを実現します!」
と、宣言したうえで実行するのです。
もちろん、極秘プロジェクトはそうはいきませんが。
営業担当者であれば、「私は、今年度は○○円売上ます」や、技術者であれば、「私は、今年、○○の試験に合格します」と宣言するのです。
人知れず、努力して資格取得することもダメではないですが、試験に不合格になったとき恥ずかしいからではないでしょうか。
まぁ、資格試験は個人に帰属することですからそれでも良いのですが、会社の業務として取り組むことは「有言実行」であるべきです。
「有言実行」の「有言」とは、PDCAの「P:Plan:計画」に該当します。
計画なしで実施することの愚策はお判りですね。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、
・あなたの評価項目はコレです
・○○が実現できれば最高評価を付けます
・会社があなたに求めていることはコレです
と、予め明確にする人事評価制度です。
PDCAの「P」です。
一般的な人事評価制度は「P」がないことが多いのです。これでは、機能しません。
「カンタンすぎる人事評価制度」で人事評価制度、人材育成及び企業の目的達成のPDCAを回してみませんか!