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今回から、組織を劇的に向上させるツールである「カンタンすぎる人事評価制度」の内容に踏み込んでいきます。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、目的達成のためのツールであることは説明済みですが、そもそも本当に
「カンタンすぎるのか?」
もちろん、カンタンすぎます!
何と比べて?
既存の人事評価制度と比べてです。
私も企業に人事評価制度を指導して25年のキャリアがあります。
ですから、既存の人事評価制度とは、私が通常指導している人事評価制度のことですが、これは、一般的な人事評価制度と捉えていただいて差し支えありません。
私は、企業に人事評価制度を指導するとき決して、予めパッケージ化された制度は指導しません。
「予めパッケージ化された制度」とは、指導先がどのような企業であれ、最終の完成形が予め決まっている制度のことです。
人事評価制度を指導させていただく企業ごとにどんどんカスタマイズしていきます。
ですから、完成形が異なるのです。
私の中で、この人事評価制度が一般的な人事評価制度なのですが、人事評価制度コンサルの多くは、予め完成形を決めている方が多いようです。
本来、事評価制度は、企業の実態に合わせて、どのようにでもカスタマイズすべきなのです。
「予めパッケージ化された人事評価制度」とは、住宅販社が販売している規格住宅と同じなのです。
壁紙やドアの色などの多少のカスタマイズは可能ですが家の枠組みや構造は変更できませんよね?
「予めパッケージ化された人事評価制度」も同じなのです。
しかも、問題なのは、住宅販社が販売している規格住宅は、規格住宅であることは周知の事実で見込み客・顧客もその点は理解しておりだからこそ、設計料が不要であり、
その分、低価格で住宅が購入できるのですが、人事評価制度の場合は、予めパッケージ化されていることはコンサルタントは決して言いません。
この姿勢はどうなのかと、過去の自分自身に自戒を込めて記載しました。
私自身、現在でも予めパッケージ化された人事評価制度は指導しております。
もちろん、そのことを伝えたうえで。
そして、もし、注文住宅のような人事評価制度が必要であれば、その対応を喜んでします。
「カンタンすぎる人事評価制度」もタッタ一日で完成しますが注文住宅のような人事評価制度なのです。
私が指導している一般的な人事評価制度も多くの人事評価制度コンサルタントが指導している人事評価制度のいずれと比べても「カンタンすぎる人事評価制度」は、次のような違いがあります。
導入期間:一般的な人事評価制度:6か月から18カ月ほど
カンタンすぎる人事評価制度:一日
策定のし易さ:一般的な人事評価制度:10人ほどのプロジェクトチームで頑張る:かなり大変
カンタンすぎる人事評価制度:社長一人(若しくは中心となり)頑張る:かなりラク
導入費用:一般的な人事評価制度:3百万円から一千万円超
カンタンすぎる人事評価制度:0円~
運用のし易さ:一般的な人事評価制度:かなり大変
カンタンすぎる人事評価制度:非常に単純
成果の出やすさ:一般的な人事評価制度:成果は出難い
カンタンすぎる人事評価制度:成果は明確(予め設定するので)
社長の関与度:一般的な人事評価制度:最後に承認だけすれば良い(ラク)
カンタンすぎる人事評価制度:社長が自ら創る(大変:たった一日ですが)
従業員の満足度:一般的な人事評価制度:40%弱
カンタンすぎる人事評価制度:80%
他にも両者の違いはたくさんありますが、このブログではこれくらいにしておきます。
次回も「カンタンすぎる人事評価制度」の内容に踏み込みましょう。
ただ、次回は、他の有益な話も盛り込みますね。
楽しみにしておいてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。