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今日は4月14日の火曜日です。
直近の土日に仕事をしていたために曜日の感覚が薄れているようです。
当社では新型コロナウイルスの影響はそれほど多くはないのですが、人事評価制度指導コンサルが二日間延期になりました。
また、セミナーを東京と沖縄で中止しました。
これは、“それほど多くはない”というより、十分影響が出ていると判断すべきなのかもしれません。
人事評価制度(人事考課)は、その人材の仕事ぶりを評価して、修正・改善すべきことを明確にして、実現していくことでもあります。
ですから、人事評価制度(人事考課)自体は、人材が仕事をしないことには機能しないと思われます。
ただ、そもそも仕事の対価である賃金は、使用者(雇用側:一般的には会社)の指揮命令を受けて支給される対価ですから、使用者が賃金を支払っている以上は、人事評価制度(人事考課)の対象とすべきなのかもしれません。
以前のブログにも書きましたが、通常に仕事が出来ないときこそ、その人材の価値が問われるのではないでしょうか。
それを人事評価制度(人事考課)で測るのです。
例えば、仕事がそれほど忙しくないこの時期に漠然と過ごしてしまう人材と自己研鑽に勤しむ人材は、人事評価制度上で同じではないですね。
また、新型コロナウイルスが収束に向かって企業活動が動き出したときにフルスロットルで仕事をする準備を怠らない人材が同じ評価はあり得ません。
ですから、この仕事が停滞している時期、そして、今年のゴールデンウィークの期間を有益に過ごしていただきたいのです。
このように考えると、本当に「仕事ができる幸せ」を実感します。
「仕事が出来ない」理由は多岐にわたっています。
・解雇された
・自己都合退職した
・会社が倒産した
・天災により事業が停滞・中止した
・病気になった
・ケガをした
・介護しなければならない状態となった
・子供が小さいので働けない
そして、今回の新型コロナウイルスの影響で事業が停止・停滞。
以上のように、日常何も考えずに仕事をしており、それにたいして「ありがたい」とも感じていませんが、仕事ができるということは本当に幸せなことなのです。
かねてから本来、日本の失業率はゼロであると申し上げていますが、仕事は選ばなければあるのが日本の状況です。
「しごとのミスマッチ」というフレーズが存在していること自体そのことを裏付けています。
私は何もどんな仕事でもいいからとにかく仕事に就いてくださいと主張しているわけではなく日本と日本以外の失業の考え方が異なることを申し上げているのです。
とにかく「仕事がある」ということは非常にありがたいことであり、その「仕事ぶり」を少しでも改善していき人材の価値を高め、結果的に会社が儲けることにするツールこそが人事制度であり人事評価制度(人事考課)なのです。
ですから、人事制度・人事評価制度(人事考課)が機能していることは組織にとって非常に重要と言えます。
このような緊急事態でなくても「仕事がしたい!」と何らかの事情で仕事に就けない方が切願している場合があります。
そのような方が報われる人事評価制度(人事考課)でありたいとも思います。
人事評価制度(人事考課)とは、本来、
・がんばった人
・成果を出した人
に報いる仕組みですね。
そして、報いた結果、さらに頑張っていただき、成果を出していただき、その人材の価値を高め、組織が改善されるのです。
そのような仕組みであるからこそ、人事評価制度(人事考課)は、組織にとって非常に重要であり、導入して運用することが必要なのです。
これが、単に人材を評価すること、人材の順番をつけることだけであるならそのような人事評価制度(人事考課)は、それほどの意味を持つのか?
価値としてはそれほど高くないのです。
価値の高い人事評価制度(人事考課)は、人材の価値を高めることが出来ます。
そのための人事評価制度(人事考課)は、社長が自社に対する想い、人材に対する想いをぜひ、込めないといけません。
社長の想いが込められていない人事評価制度(人事考課)などは、絵に描いた餅と同じで、策定する必要も導入する必要も低いのではないでしょうか。
あなたの会社では、ぜひ、役に立つ人事評価制度(人事考課)を策定・導入してください。
そして、「仕事がしたい!」という人材に活用してください。