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前回は、「仕事中の私語(おしゃべり)」について考えてみました。
今回は、人事評価制度(人事考課)に立ち返って、一般的な人事評価制度への問題点・不満と「カンタンすぎる人事評価制度」の相違点を考えてみましょう。
一般的な人事評価制度の問題点 その1:一般的な人事評価制度はお金がかかりすぎる(導入費用が高額・料金・価格が高い)。
これはもう本当にそうですね。
ただ、断っておきますが、人事評価制度(人事考課)を指導するコンサルタントが暴利を貪っているわけではありません。
指導に手間がかかるからです。
そのため、人事評価制度導入のためのコンサル費用・料金・価格は、3百万から1千万円超です。
確かに、一般的な人事評価制度で百万円や二百万円のコンサル料金を提示してくるコンサルタントが存在することは知っていますが、それは、フルバージョンではなく、一部のみの指導ということが殆どなのです。
また、極端に安い場合は、人事評価制度の導入指導ではなく、人事評価制度をどのように創りこむのかのセミナー受講の料金であったりします。
ですから、ここでは、一般的な人事評価制度導入のためにコンサルタントから指導を受ける場合の費用を三百万円から一千万円超としておきます。
では、「カンタンすぎる人事評価制度」の導入費用・料金・価格はどうでしょうか?
小規模企業で、「評価表」を2,3種類策定するだけならタッタの50万円です。
しかも、日本全国、交通費込みです。
なぜ、そのようなことが可能なのかはさんざん説明してきましたね。
今回の回数は、既に166回ですから。
しかも、「カンタンすぎる人事評価制度」の策定手法は、完全に私のオリジナルです。
私以外に考え付かなかった手法だと思います。
と、自慢めいたことはこれくらいにして(笑)、次に行きましょう。
一般的な人事評価制度の問題点 その2:策定の時間(期間)がかかりすぎる。
一般的な人事評価制度を策定する場合、半年から一年半ほどかかります。
一般的な策定方法であれば。
一番やってはいけない、一番避けるべき人事評価制度の策定方法は、策定自体をコンサルに丸投げすることです。
そのプロセスはざっと以下の通りです。
1 現状の評価制度や人事制度の実態を把握
(評価制度は、導入済みの場合)
2 コンサルが会社の状況を事細かにヒアリング
3 各部署の責任者、担当者に事細かにヒアリング
4 上記の「1,2,3」を基にコンサルタントが
分厚いファイルに収納された人事評価制度を完成する
5 完成した人事評価制度を運用するための研修
6 完成した人事評価制度の全社員向け説明会
ざっと、こんな感じでしょうか?
で、人事評価制度の導入費用・料金は、軽く、一千万円以上。
ただ、断言できます。
ほとんど使えません。
なぜなら、最初から、完成形が決まっているからです。
確かに、「1,2,3」でその企業の現状を聞き取りして把握しますが、人事評価制度の元々のフォーマットが同じなのですから、完成形はほとんど同じなのです。
しかも、聞き取りしたにも拘らず完成形はほとんど同じ。
だから、使えないのです。
ですから、一番やってはいけない人事評価制度の策定方法、一番後悔する人事評価制度の策定手法として、この策定をコンサルに丸投げすることは止めてください。
で、一般的な人事評価制度を策定する期間(時間)の話に戻りましょう。
その期間は、半年から一年ほどかかると説明しましたが、これも、コンサルがさぼっているわけではなく一般的な人事評価制度の策定手法ですとそれくらいかかっちゃうのです。
でも、その期間、待てますか?
「そうだ!人事評価制度が必要だ!」と思ったときが、必要なときですよね。
自動車もそうですよね。
フェラーリなら「納車まで一年かかります」と言われても待てると思いますが、仕事に使う軽トラなら「納車まで一年かかります」と新車ディーラーで言われたら「いらんわ、中古でええわ」になりませんか。
因みに「人事評価制度」に中古はありません。
時間がかかり過ぎるということはそのサービス(製品)の品質が悪いと思ってください。
粗悪品質の人事評価制度など活用できますか?
しかも、これだけ長い時間(期間)かけて、高額な費用・料金をかけても出来上がるシロモノとしたら・・・。
その点、「カンタンすぎる人事評価制度」は、2,3種類の「人事評価表」なら、タッタ一日で完成してしまいます。
たったの一日、タッタの6時間です。
実際、策定に携わった方から「本当に出来るんですね!最初は信じられませんでした」という趣旨のことを言われたことが数知れずです。
しかも、既存の多くの一般的な人事評価制度は、導入費用・料金・価格はほとんど公になっていません。隠しているのです。
インターネットで人事評価制度について検索する方の一番の興味は、なんて言っても費用・料金・価格ではないでしょうか?でも、その人事評価制度導入費用・料金・価格が内緒にしてある。これでは、何のためにインターネット検索しているのかわからないですよね。
次回も一般的な人事評価制度の問題点を「カンタンすぎる人事評価制度」と比較していきたいと思います。
そうですね、次回は、
一般的な人事評価制度の問題点 その3:一般的な人事評価制度は、人材の順位付けが目的である。
からにしましょう。
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