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前回は、「残業が減らない人材への対応方法」について説明しました。
今回は、昨日のカンタンすぎる人事評価制度セミナーでの出来事について書いてみますね。
昨日のカンタンすぎる人事評価制度セミナーは満席の申し込みをいただき、キャンセル待ちが5社8名も出るという大盛況で終わりました。
そのセミナー会場での出来事なのですが、私のセミナーよりも少し早めの開始時刻で他社さんが人事評価制度のセミナーを開催されていました。
何たる偶然!
正直、他社さんの人事評価制度セミナーの内容には、私自身あらゆる人事評価制度を視てきましたので興味はないのですが、どれくらいの参加者を集めているのかは気になるところですね。
でも、その他社さんのセミナー会場の扉は閉まったままですから開けるわけにもいかないのでご出席の方がどれくらいいらっしゃったのかは不明です。
ちなみに私が開催したセミナーの会場と他社さんの会場は同じ広さの会議室ですから、満席でも20名ほどだと思います。
で、面白いことがありました。
会場の入り口の受付スペースで待機していた受付担当者に私は、ある指示をしておいたのです。
「他社さんもウチのセミナーは気になると思うので 会議室の扉の前付近で聞き耳を立てられているかもしれないので、一度、セミナー中に扉を開けてみたら」と。
でも、まぁこれは、面白半分の冗談だったのですが私のセミナー開始後1時間くらいして受付担当者が、いきなり扉を開けてみると 居たのです!
それもお二人。
そのお二人がどなたかは最初わからなかったのですが、お二人の前に台車があり、そこには、ライバル会社のサービス名が。
そのお二人は、どんな話をしているのかなぁ?偶然、扉の前に居たのかもしれません。
でも、受付担当者が視たものは私の会議室の前に置いてあるセミナー名称が表記された看板をスマホの写メで写していたお二人。
まぁ、他社さんに興味を持っていただけるのは光栄です。
私のセミナーの出席者の方々には「本日、ちょうど、同じ階の会議室で同業者さんが 人事評価制度セミナーを開催されていて その方たちが、この会議室の扉の前にいらっしゃったようです。
ウチの人事評価制度とは、違う制度を提供しており 評判も悪くないので、皆さんも受講されてはいかがですか」と、伝えておきました。
これは、
・敵に塩を送る
・上から目線
でも何でもなく、本心です。
実は、「カンタンすぎる人事評価制度」は、万能ではなく、合う組織と合わない組織があるのです。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、オーナー会社にはベストマッチングだと私は思っていますが雇われ社長の組織や上場企業では合わないと思っています。
他にも「カンタンすぎる人事評価制度」が使える会社、使えない会社は考えられ、他社さんの人事評価制度(人事考課)とよく見比べて検討していただきたいのです。
何かのご縁があり、当社のセミナーに来ていただいたりお客様になっていただいた企業であっても当社の人事評価制度(人事考課)がベストとは言えない場合もあるのでその場合は、他社さんを紹介していくことも考えています。
実際、7年前にISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)のセミナーを東京で開催すべく参加者を募集したとこと30名定員が瞬く間に埋まり、同日開催の他社さんのISO39001セミナーをご紹介したこともあります。
これはきれいごとではなく、顧客本位で考えれば必要なことかもしれませんね。