人事評価制度は、策定して終わりではありません。
むしろ、人事評価制度は、作成してからが勝負なのです。
そもそも人事評価制度とは、人材育成のツールなのです。しかし、一般的な人事評価制度は、人材を競わせ評価して順番をつけるためのツールになっています。人事評価制度をこのように人材を競わせるツールとして活用するのは大企業ならではといえましょう。なぜなら、大企業は一般的に人材が豊富であり、代わりの人材は容易に見つかるのです。
しかし、中小企業においては人材は潤沢ではなく、縁あって入社してきた人材を目いっぱい育成して、活用しなくてはなりません。もちろん、入社時に優秀でなくても良いのです。入社時に優秀でなくても、自社に必要な人材に育て上げればよいのです。
そう!人材を育て上げるツールこそが「人事評価制度」なのです。
では、どのように人材を育て上げるのでしょうか?
その前に社長!あなたの会社で導入されている人事評価制度は、人材育成を実現できる仕組みですか?
仮に既に人材育成を実現できる「人事評価制度」を導入済みの企業の場合は、この先を読み進めてください。
逆に
- 自社には人材育成が実現できる人事評価制度は導入されていない
- 人事評価制度自体が導入されていない
場合は、「カンタンすぎる人事評価制度」のページをご覧ください。
「カンタンすぎる人事評価制度」は、たった1日で2種類の「人事評価表」が完成する人事評価制度です。
- 自社に人事評価制度がない
- 自社に導入済みの人事評価制度が機能していない
- 自社の人事評価制度は複雑すぎて使えない
などの会社は、「カンタンすぎる人事評価制度」の導入を検討してください。もちろん、人材育成につながる人事評価制度であれば、「カンタンすぎる人事評価制度」に限定する必要はありませんが、「評価項目」と「評価基準」が明確で小学生でも評価でき、人材育成のための人事評価制度となると他に見当たらないのが現状ではないでしょうか。
また、評価される人材側から視た人事評価制度とは、評価結果が上から S、A、B、C、D の場合、
「何が出来たら最高の S 評価がもらえて、何ができなかったら最低の D 評価になってしまうのか? という、評価結果の基準が明確な人事評価制度」
でなくてはなりません。
このように評価の基準が明確である人事評価制度の場合、評価される人材側から視るとまるで、
答えの解っているテストを受けるのと同じなのです。
しかし・・・
放置しておいて、高評価を獲得できる人材はわずか10%くらいなのです。
あなたの会社で働いている多くの人材は、どのような取り組みやどのような成果を出せば、最高評価の「S」が獲得できるのか理解していながら、日々の業務や他の興味のために、そのことが頭の片隅に追いやられ認識しなくなってしまうのです。そもそも手が届くところに「最高のS評価」がありながら、人材にとっても会社にとっても、そう!社長にとっても残念なことです。
では、どうすればよいのでしょうか? 答えはカンタン。
人材が最高の「S評価」を獲得できるようにほんの数分サポートしてあげればよいのです。
当キャンプでは、人材が人事評価制度で高評価を獲得するための管理手法を身に付けていただきます。
人材が高評価を獲得するということは、
- 人材の能力・知識・技量・力量が向上する
- 人材が育成される
- 人材が成果を出す
要するに
あなたの会社の利益が向上する
ということですね。
当、人材に高評価を獲得させるキャンプでは、「高評価獲得シート」というツールを活用して、人材に高評価を獲得してもらう管理手法を身に付けていただきます。
この「高評価獲得シート」を活用して人材に高評価を獲得させるための活動は、まさにPDCAを廻すことになります。
- P:Plan:計画
- D:Do:実施・運用
- C:Check:検証・確認
- A:Act:改善・是正
当キャンプの講師は、各種マネジメントシステム(PDCAの仕組み)の主任審査員として過去22年以上1300回以上も審査を担当してきており、10冊の商業出版書籍もテーマは違えどすべてマネジメントシステム(PDCA)をコア(芯)にして執筆していますので、まさにPDCAの専門家との位置づけです。
「高評価獲得シート」を活用し、人材をごく簡単に管理することにより人材は人事評価における高評価を獲得することが容易になるのです。前述のように人材が高評価を獲得するということは、あなたの会社にとって良いことがたくさん起こることですね。
そして、この “PDCAの専門家” でもある、人事制度の専門家が考案した手法が
「PDCA管理手法」
なのです。
「PDCA面接手法」とは、「人材の保有している技量・知識・能力・力量」と「人材の意欲」により、管理・面接手法を変えていく手法です。
人材が10人いれば、10通りの技量・知識・能力・力量があり、10人十色の仕事に取り組む意欲・姿勢があります。にも拘らず、10人同じ管理手法では人材は育ちません。大企業ではそんなことに構っていられませんし、敢えて構わないようにしています。しかし中小企業においては、10人十色の管理手法が必要なのです。しかも、その管理の “手間” は、ほとんどかかりません。
・すべての問題に原因がある
・すべての事象に根拠がある
・すべてのことに理由がある
これは当社が常に指導先や勉強会で口を酸っぱくしてお伝えしていることです。
人材が意欲を持てないことにも原因があるのです。斜に構えていることにも原因があるのです。
当キャンプでは、この「PDCA管理手法」を習得して頂きます。
また、このキャンプの影の目的として「人知れず努力している人材」に報いてあげることです。
企業が評価制度を導入し、人材を評価する場合、自己アピールの上手い人材が高評価を獲得する傾向があります。
もちろん、「カンタンすぎる人事評価制度」では、そのようなエラーをなくす仕掛けがありますが、それでも万全ではありませんし、「カンタンすぎる人事評価制度」以外の人事評価制度では、どうしても自己アピールの上手い人材が高評価を獲得する傾向は否めません。
「人知れず努力している人材」を「PDCA面接手法」で洗い出してください。
- 人知れずどのような善い行いをしているのか?
- なぜ、そのような行動ができるのか?
- 人知れず善い行いをしている人材はどのような考え方を持っているのか? などなど
この面接で、“なぜ、そのような善い行いが出来るのか?” を明確にして可能であれば、組織風土に出来るかもしれません(すべてのことに理由がありましたね)。
では、このキャンプに参加して頂いた社長・経営層の方が獲得できることは以下の通りです。
- あなたの会社の人材に人事評価で高評価を獲得させる手法が理解できる
- あなたの会社の人材の技量・知識・能力・力量を向上させる(育成する)手法が理解できる
- あなたの会社の人材が身に付けた技量・知識・能力・力量を発揮し、会社が利益向上する手法が理解できる
- あなたの会社の人材の個性を活かし会社に対するエンゲージメントを高める手法が理解できる
- 人材の離職防止する手法が理解できる
- 陰日向(かげひなた)のない心のきれいな人材を明確にし、組織風土にする手法が理解できる
キャンプ(勉強会)開催要項
勉強会名称 |
中小企業の社長・経営層のための人材に評価制度で高評価を獲得させるためのキャンプ: 人材を育て上げるための勉強会 |
開催日時 |
・2021年11月 4日(金) 14時30分~17時30分 終了 ・2022年 1月27日(木) 10時~13時 終了 ・2022年 3月22日(火) 10時~13時 終了 ・2022年 5月27日(金) 14時30分~17時30分 終了 ・2022年 7月28日(木) 10時~13時 受付中 ・2022年 9月29日(木) 14時30分~17時30時 受付中 ご都合の良い日程を選んでください。 このキャンプは録画を視ていただくのではなく、Zoomによるリアルキャンプです。 |
カリキュラム |
第1部:なぜ、人事評価で人材が高評価を獲得する必要があるのか ・なぜ、人材に高評価を獲得させなくてはならないのか ・人事評価制度について ・小学生でも評価できる人事評価制度とは? ・人材が評価制度で高評価を獲得するためのプロセス 第2部:人材に高評価を獲得させるための具体的手法 ・タッタ5分で効果てきめんな手法とは ・まずはコレを設定 →「技量・知識・能力・力量のハードル」とは ・「高評価獲得シート」とは ・効果を明確にするPDCAの廻し方 第3部:中小企業の人材管理の奥義「PDCAマネジメント手法」 ・人材の現状アセスメントの必要性 ・アセスメント結果の根拠に対応し人材の技量・知識・能力・力量の向上実現 ・人材ごとに最適なサポートを実施してエンゲージメントアップ! ・人材に活躍してもらう手法 ・人知れず善い行いを実践している人材を救い・組織風土にする 上記のカリキュラムは予定ですので予告なしに変更する場合があります |
講師 | |
開催場所 | Zoomにて。パソコンとインターネット環境があれば、日本全国、全世界から受講可能です。 |
参加費用 |
お一人:33,000円(税込み) ボスキャン会員の方は無料(0円) |
主催 |
あおいコンサルタント株式会社 名古屋市中区栄3-28-21 建設業会館7階 電話 052(269)3755・3630 |
お願い | ご同業者(コンサルタント、社労士、診断士、税理士等)の方の参加はお断りしております。 |
お申込み |