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「カンタンすぎる人事評価制度」をなぜ開発したのか?
こんにちは!
今回は、「カンタンすぎる人事評価制度」をなぜ開発したのか?について、説明していきます。
「カンタンすぎる人事評価制度」が如何に社長の想いがたくさん詰まった仕組みであるのか理解していただけると思います。
私は、25年以上のキャリアのある人事制度コンサルタントですが実は、社会保険労務士でもあります。
そして、社会保険労務士として我が国唯一の
・ISO9001(品質マネジメントシステム)
・ISO14001(環境マネジメントシステム)
・ISO22000(食品安全マネジメントシステム)
・ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)
の主任審査員なのです。
そして、審査員として20年のキャリアがあり、審査回数も1000回を超えました。
審査の際、必ず、審査先企業のトップマネジメント(通常は社長)へインタビューを行うのですが、その際、社長に私が人事制度のエキスパートであることがわかると殆どの社長から質問を受けることがあります。
その質問とは?
「人事評価制度は難しそうですが、どのように作るのですか?」
「社長である私の想いを反映した人事評価制度は出来ませんか?」
社長からのこれらの質問に対して、私の回答は
「社長の想い通りに創られてはいかがですか?」
と回答しています。
それに対して、社長からは、
「好きに創れと言われても創り方も判らないし半年も一年もかけるヒマなんてありませんよ」
と。
そこで、20年のマネジメントシステム経験、25年の人事制度策定指導経験をベースに社長が「想い」を込めて、短時間で創れる人事評価制度を開発してみましょう!
と言うことになったのです。
ただ、当時、既に人事制度の専門家として20年以上の経験がある私にとって「人事制度はこうあるべき」との既成概念・常識が邪魔をします。
この既成概念・常識には、本当に苦労しました。
しかし、あることに気付いたのです。
そもそも人事評価制度とは、評価することが目的ではなく、何かを実現することが目的であること。
で、あれば、この人事評価制度は目的達成のためのツールを策定すれば良いことに気付いたのです。
具体的な目的達成の例としては、
・年収一千万円を支払いたくなる社員を育てる
・3年後に社長の理想の会社を創る
・人手不足を解消する
・社員の能力・技量を伸ばす
・20年間安泰の組織を創りあげる
・女性管理職を育成する
などなど。
この考えにより
「社長の想い通りに創る」は解決できました。
では、もう一つの課題であるカンタンに短期間で創るにはどうすべきか?
これも答えはカンタン。
「社長が想い通りに創る」のであれば、
社長が一人で創れば良いのです!
もう一度、書きます。
社長が一人で創れば良いのです。
社長が一人で創り、必要なときに役員や管理職の知恵を借りればよいのです。
こうして、出来上がったのが
社長一人がたった一日で創る「カンタンすぎる人事評価制度」なのです。
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。