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89回:有名になりたくない

私は、今日は愛知県の某申請窓口の審査業務のお手伝いです。

今日のテーマは「有名になりたくない」 です。

人事評価制度(人事考課)とは直接関係ないのですが、常に私が思っていることです。

私の同業者のほとんどは自らの露出度を上げて、知名度を上げ、有名になりたい方が多いようですが、私は、少々異なります。

人事制度・人事評価制度コンサルタントとして知名度を上げなくてはならないのですが、有名になりたくないのです。

書籍を商業出版する場合は仕方ありませんが、出来れば、あまり表に出たくないのです。

ですから、商品・サービス名や会社名に自分の名字や名前を入れるなんてもってのほかです。

私は、プロデューサーになりたいのです。

自分自身をガンガン売って有名になるのではなく、有名になる人を育成していきたいのです。
そして、「山本さんがいるから」という状況を創ることが出来ればうれしいのです。

ただ、人事評価制度(人事考課)を広めていくうえで自分自身の知名度を上げなくてはならないので仕方なく、本を執筆しています。

いっそのこと、偽名やペンネームで執筆することも考えたのですが、偽名やペンネームでは、人事制度・人事評価制度(人事考課)の専門家としての知名度は上がりませんので、やむを得ず本名で書いている次第です・

多くの人は自己顕示欲が強く、私のような意見は理解されない場合が多いのですが、だからこそ、人事評価制度の評価項目として、私みたいに表に出たくない人材でも高評価を獲得できるような評価項目と評価基準を策定しなくてはならないと思っています。

私のように有名にはなりたくなくても自己主張をする人は自分の実績等を伝えることができるので良いのですが、有名になりたくない人の多くは、自己主張をしない方も多く、人事評価では、損をしていると思えるのです。

人知れず、がんばって成果を出している人材にも高評価を与えるべきなのです。

人事評価制度のセミナーでは、「ビジネスは有言実行」と、「ここまでやります!」と宣言してから実現させる必要があることを説いていますが、決して、「不言実行」を否定しているのではありません。

「不言実行」であっても行いが正しい場合や、成果を出している場合は、正当に評価すべきでしょう。

人材の中には、やたら自分の実績をPRしてくる人材もいます。
ヒドイ場合だと、他人の実績を自分の実績のごとくPRしてくる人材もいます。

そのような行動に対して、惑わされないような人事制度・人事評価制度が必要なのです。

もちろん、惑わされない上司・社長であることも必要です。

また、少々話はそれますが、残業している人材を「がんばっている」とやみくもに評価することは非常に危険ですね。

昭和タイプの企業や社長の場合、業務内容はともかく、遅くまで仕事をしている人材に高評価を与えがちですが、そろそろ、モノゴトの本質に気づくべきです。

確かに、仕事量が多く残業せざる得ない場合もありますが、
・残業代稼ぎ
・能力が低いために残業になる
ということが普通に発生していることを理解すべきなのです。

話を戻しましょう。

私は有名にはなりたくないのですが、人事制度・人事評価制度の専門家としては知名度を上げなくてはなりません。

現状を視てみるとまだまだですね。

では、どのように知名度を上げていくのか?

地道なコンサル活動が重要であることはもちろん承知の上で、やはり、自分自身が開発した人事制度・人事評価制度メソッドを浸透させなくてはなりません。

そのツールとして、書籍の商業出版は有益なのです。

書籍を出版する文字にする ということは大きな責任があります。

私自身、セミナー講師として、好き勝手なことをしゃべっていますが、セミナーの場で喋ってよいことと書籍として文字にすることの重みは全く異なりますので書籍を発行するということは
自分の持論に責任を持つことであり、その時の気分で説明するのとはわけが違うのです。

ただ、あまり慎重に考えていると書籍の内容が面白くなくなりますから、選り工夫が必要なのです。

現在、第10冊目の書籍を企画中であり、今年中に出版するために、いろいろ画策しております。

この10冊目は、企画案階から、広めることを目的としたいのでこのブログでも進捗状況をお伝えしたく思います。

有名にはなりたくないが、知名度は上げたい。

この難問をクリアするために出版という手法を活用していますが、果たしてうまくいくのやら・・・。

皆さんも見守ってください。
そして、「カンタンすぎる人事評価制度」が浸透しますように。

【参考情報】人事評価制度とは?

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