人事制度 |カンタンすぎる 人事評価制度 なら、あおいコンサルタント㈱

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2021.3.10

人事評価制度

139回:単に評価制度を指導するコンサルで良いのか?

昨日は、「カンタンすぎる人事評価制度コンサル」でした。

非常に将来性のあるサービス・製品を提供されている企業で、人事評価制度(人事考課)のコンサルであるにも拘らず、「どのように広めていくのか?」というマーケティングにも踏み込んだコンサルとなりました。

少々手前味噌ですが、私のコンサルティングを受けられると或る、同様の感想を社長にお持ちいただくことが多いのです。

この“或る、同様の感想”とは、テーマであるコンサルティング以外にもその会社にとって非常に重要な助言をしてもらえる ということみたいです。

実際、昨日の「カンタンすぎる人事評価表」の策定に於いて、営業部の「評価表」を策定していたのですが、当該企業の最重要課題としては「とにかく見込み客を増やさなくてはならない」ですから、それを担う営業部としては、見込み客を増やし、契約することが成果となります。

この評価項目は比較的、簡単に策定できるのですが(成果評価項目)、
・見込み客をどのように増やすのか?
が、プロセス評価項目となります。

ここで、見込み客を増やすことを指南できる人事評価制度コンサルだと人事評価制度導入企業にとって非常にありがたいですよね。

既に、見込み客を増やすことができる仕組みが策定済みの企業でしたら、必要ないのかもしれませんが、仮にそのような企業であっても、別の手法があればぜひ訊きたいと思いますよね。

要は、その部署の人材が高評価を獲得するための手法を(この場合、見込み客の獲得の手法)レクチャーまでしてもらえる人事評価制度コンサルは非常に重宝がられるのです。

他にも運送業者さんに対して人事評価制度策定コンサルを実施する場合、運送業者であれば当然のように交通事故削減・防止が重要テーマであり、人材に対しても求められる成果です。

では、交通事故削減・防止を実現するためナニをすれば良いのか?
この“ナニ”こそが、交通事故削減・防止のための取り組みであり、その取り組み方法も指導できる人事評価制度コンサルであれば運送会社にとって非常に助かりませんか!

他にも人事評価制度の評価項目として残業時間削減が上がった場合、この“残業時間削減”は、人事評価制度上の成果評価項目となります。

これは、どのような人事評価制度コンサルでも当たり前のように気づきますね。
いや、人事評価制度コンサルでなくても気づきますね。

私がいつも伝えていることは、人事評価制度の評価は、成果だけではなく、成果に至るプロセスの評価が重要であること。

では、“残業時間削減”という成果を出すための活動(プロセス)は、どのようなものがあるのか?

これが、提示できる人事評価制度コンサルタントは、1ランクいや、3ランクぐらい上の人事評価制度コンサルといえるでしょう。

私が常に人事評価制度コンサルタントの要件として重要だと感じることは、指導先企業の業務内容を理解していることです。

ただ、人事評価制度コンサルが指導先企業の業務内容を理解していることは、少ないのではないでしょうか。

私にとっては当然なのですが。

でも、人事評価制度指導先企業の業種を理解しているだけではなく、その業種の困りごとを解決する方法を提案してあげることが出来れば、非常に喜ばれますね。

ですから、“3ランクぐらい上の人事評価制度コンサル”と表記したのです。

0ランク:一般の人事評価制度コンサル
1ランク上:指導先企業の業種のことを理解している
2ランク上:指導先企業の困りごとを理解している
3ランク上:指導先企業の困りごとを解決する方法を理解している

まぁ、この〇ランク上、云々は、今、思い付きで書いていますので、テキトーに読み流してください。

ただ、人事評価制度を導入する企業としては
・その企業の問題・課題を解決するための評価項目
・その企業が目的を達成するための評価項目
(この場合“評価項目”とは、手法)
まで、提示してもらえる人事評価制度コンサルであれば非常に助かりませんか?

人事評価制度の策定が楽しく、興味深い取り組みになりませんか!

そして、人事評価制度を構築していくうえで、様々な仕組みや手法(マーケティングの仕組みや、事故削減・残業削減の仕組み)を提示してもらえるのであればもうそれは、人事評価制度の策定だけではなく経営の仕組みの策定ということになります。

私自身、マネジメントシステムコンサルタント、人事制度・人事評価制度コンサルタントである前に10名弱の組織ではありますが、30年近く経営してきた経営者ですからその価値がわかりますし、だからこそ、その価値を提供したいと思っています。

【参考情報】人事評価制度とは?

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