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2021.2.21

人事評価制度

0151回:応募された「履歴書」の見方

前回は、「当たり前というモノサシ」「常識というモノサシ」についてお話しする中で、「履歴書」の使いまわしや、呆れるような「履歴書」について説明しました。

今回も前回の続きで人事評価制度(人事考課)とも関連性のある「履歴書」の見方についてウンチク述べてみますね。

今回、使用するのはJIS様式の履歴書にしましょう。

以下、「履歴書」への記載内容から求職者への質問事項を列挙していますが、休職者自身は答えないという権利があることもご承知おきください。

日付欄:
この日付欄は、前回も説明しましたが、使いまわししていない確認として、必ず、記載されているのか確認してください。
記載されていたとしても、日付がおかしくないのか?
例えば、
・履歴書の日付:令和2年10月1日
・履歴書到着日:令和2年10月8日
なぜ、10月1日に記載された履歴書が一週間後の10月8日に到着したのでしょうか?

その理由をいろいろ推察できますね。
・応募を迷っていたのか?
・途中まで作成し放置してあり、その後、完成したのか?
・ポストへの投函が遅れた
・ポストへの投函を忘れていた
いずれにしても、応募される側としてはあまりうれしくないですね。

写真貼付欄:
貼付してある写真は古臭くないですか?
常識的に三か月以内の写真が望ましいですね。
当社に応募されてきた人材の「履歴書」に貼付してあった写真で、明らかに古臭い、使いまわし?と思われる写真が散見されました。

採用に容姿は関係ないとは言え、いつの写真なのですか? みたいに余りにも古いそうなのはいかがなものかと。

ここでも「常識というモノサシ」が少しズレていますね。

生年月日欄:
原則、年齢で雇用制限してはいけないのですが、雇用する側として目安にすることは確かです。
・生年月日:昭和53年11月1日(39歳)
・面接日:令和2年10月28日
の場合、面接する側は30歳代の人材だと思っていますが、よくよく考えると、あと三日たつと40歳ですね。
これが、どうのこうのということではないのですが、年齢を気にする事情もあるのかもしれません。
年上の部下を使いたくない方とか。

現住所:
どこに住んでいようと関係ないとはいえ、通勤時間や交通費(支給している場合)は、気になるところです。
正しい住所が記載されているのかも気になるところです。
また、面接の時点では、東京都北区の住所であっても、引っ越しの予定があるのかもしれませんので、場所は聴きづらいとしても、いつ頃に引っ越し予定か?
通勤時間は何分くらいか?
交通費はどれくらいか?
などは、確認すべきでしょう。

また、携帯以外の固定電話が記載してある場合、同居の方がいらっしゃる場合、自宅に電話しても良いのか否か。
家族に内密に転職活動を行っている場合もあります。

学歴・職歴欄:
ここは確認項目が盛りだくさんです。
人事評価制度とも関連がありますね。

学歴欄は、最終学歴だけを確認することは危険です。
一番確認すべきは、高校です。
出身高校でその応募人材の基礎学力がわかります。

あくまで基礎学力ですが、その出身高校は、その当時、どれくらいのレベル・偏差値なのか。素行状態はなど。
大学を卒業していても基礎的学力が欠如している人材を山ほど視てきました。
しかし、一定レベル以上の高校を卒業していればある程度は安心できます。
もちろん、出身高等学校だけで判断すべきではりませんし、例外があることは当然ですが、一つの指標として勘案することもあるでしょう。

そして、高等学校、大学の入学年月と卒業年月に矛盾はないのか?
仮に高等学校を4年かけて卒業していた場合、なぜなのか?
留年なのか留学なのか。
留年の場合、その理由を訊くべきか?
留学の場合、留学で身につけたことは何か?

大学卒業の場合、
その四年間で身につけたことはどのようなことか?

職歴も確認項目が盛りだくさんです。

勤務していた期間が過度に短くないのか?
過度に短い場合、退職理由は?

A社とB社に勤務経験がある場合、A社退職からB社入社までの期間が過度に長くないのか?

過度に長い場合はその理由は?

あと、退職理由は訊くべきと思います。

真実を回答してくれるか否かわかりませんが、その際、前職の悪口を述べられる求職者はどうなのでしょうか?
当社であれば、慎重に判断します。
いずれ、当社の悪口を言われることも十分に想定されますから。

以上、「履歴書」の見方を説明してきました。
他にも山ほどチェックポイントがありますが、なかなか、難しい問題をはらんでいますのでこのことはこれくらいにしておきましょう。

私のように中途採用者の「履歴書」を自分ごととして膨大な数、視ていると自然に目が肥えてくるものです。

その「肥えた視線」を説明したいのですが、この辺にしておきますね。

【参考情報】人事評価制度とは?

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